表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

一:言葉 なんでもいい、の“ほんとの意味”


今日は、久しぶりのデート。

夜、何食べたい?


――何でもいいよ。


少しだけ考えて、答える。

そっか。じゃあ、この前行った居酒屋にしようか。


送信。


既読。


――またあの店?


少し間があって、


――こないだもそこだったじゃん。

  なんか最近、手抜きじゃない?

  私、今日のためにちゃんと準備してきたんだけど。


こないだ割引券もらったし、ちょうどいいじゃん。美味かったし。


――“ちょうどいい”って何?

  私、今日の事、ずっと楽しみにしてたんだよ。


言葉が続く。


――もっと、真剣になってよ。


そのまま、会話は終わった。


何でもいいって、言ってたのに。



もし、違う選択をしていたら。



少しだけ考えて、止まる。

“何でもいい”は、本当に何でもいいのか。


打つ。


近くに最近オープンした店あるんだけど、行ってみない?


行ったことないから当たりかは分からないけど、ちょっと冒険してみない?


少し間。


既読がつく。


――何それ。どこ?


続けて、


――あ、それ知ってる。

  私も‥気にはなってたかも。

  うん、まぁ、及第点かな。


(及第点、、なんか偉そう…まっ、いいけど)


少しだけ、笑う。


――じゃあ、そこにしよっか。


今度は、会話が続いた。



選び方で、まるで違う。


――何でもいいよ。


それが、一番むずかしい。


足を運んでいただきありがとうございます。

今回のシリーズは全6話になります。

次話は明日朝7時に投稿します。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ