第74話 ダンジョンの町に向けて 6
キメラキマイラはサカに眼を向け襲い掛かった。サカは盾を上手く使いキメラキマイラの攻撃を躱す。カイルがそれを見て矢を放った。キメラキマイラの獅子の部分に矢が当たる瞬間ヤギの角が矢を弾いた。そしてキメラキマイラの鷹の部分がカイル目掛けて火炎を吹いた。
ドゴーン!
カイルは瞬きする間もなく火炎の炎を躱し、地面に身体を投げ出した。
「カイル大丈夫か」
「ああ、危なかった」
キメラキマイラは勢いを付けカイル目掛けて走り始めた。カイルは一回転して短剣に持ち替え、キメラキマイラの足を目掛けて振りかぶった。サカも槍で後ろ足をぶっ叩いた。
キメラキマイラは羽を広げ魔法陣が浮かび上がった時にキメラキマイラは空中でホバーリングし始めた。そうすると白い靄が辺りを包み込んで視界が悪く成った。
「カイルどうする」
カイルは後ろを振り向き。
「クッ…隙を見て撤退だ!」
キメラキマイラは上空から俺を見ていた、目があった時、奴は俺に向かって空中から襲い掛かって来た。
ヤバイ!狙われた!
俺は咄嗟に身体を右に投げ出した、時に援護の矢が数本飛んで来たのだ。俺は地面を這いつくばって避け、後ろからの援護の矢のお陰で何とか助かった、しかし俺に余裕は無い。
カイルも矢を放った。
矢の攻撃を嫌がったキメラキマイラは上空を旋回して、態勢を整えようとしている。
「今だ!逃げるぞ!」
俺達3人は一斉に後ろへ走って逃げた。援護の矢がキメラキマイラを攻撃し続けてくれたお陰で俺達は逃げ切れた。
「ハァーハァー死ぬかと思った」
キメラキマイラは魔女の森に帰って行った。
その後、馬車は一台脱輪したのを何とか救出し近くの村までたどり着いのは、次の日だった。




