↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
60/79

第60話 ハンマープライス


「続きまして、あの幻のカメレオンラビットの毛皮をご紹介致します。此れはネーレの森で狩られた、大変貴重な品で御座います。それでは始めに金貨10枚からスタートです」


最初は手を上げる人が沢山いた。あっという間に金貨20枚まで行き。競り人が此処から声の調子を上げた。


さあさあさあ


ハイ!金貨21枚でました。


さあさあさあさあ


ハイ!金貨22枚


さあさあさあさあ 貴重な毛皮ですよ。


ハイ!金貨23ま枚


まだまださあさあさあ


競りに参加して来る者が縛られ始めた。


俺は手に汗をかきながら、様子を伺う。


ハイ!金貨24枚


ハイ!金貨26枚 でましたさあさあさあ


ハイ!金貨28枚 宜しいですか


さあさあさあさあさあ


カンカンカンカンカンカン


「金貨28枚でハンマープライス」


パチパチパチ


おおー、カメレオンラビットの毛皮が金貨28枚(280万円)で売れた!


俺はテンションが上がり、リベリオに抱きついた。


その後カメレオンラビットの魔石は金貨12枚でハンマープライスとなり、俺の初オークションは合計で金貨40枚と成ったのだが、税金と主宰者の手数料を引くと金貨32枚となったのだ。


その後ピンクダイヤモンドは大金貨300枚(3億円)で落札され、会場は大いに盛り上がっり、最後のドラコンの鱗には大金貨100の値が付いてオークションは終了した。


カメレオンラビットの毛皮を落札した老人に合いお礼をいった。老人はテルス帝国から訪れた大学の教授だといい。


「いい研究材料が手に入って良かったよ、何処でこいつは君が狩ったのかい」


「ええ、俺と相方の2人で狩りました」


「ほう、それは凄いの、ところでどの辺で狩ったのかな」


「はい、ネーレのアグリア地方の森です」


「そうか、あの辺りでのう、いやー、参考になったわい」


「いえいえ、有り難う御座いました」


そして魔石は、バイヤーが落札したのだ。何でも魔石コレクターに依頼を受けたようだ。俺は初めて知ったこの世界に魔石コレクターがいることを。最後に競り人に挨拶をした、ボスが来て競り人にチップを渡した、成る程、売ってくれた競り人にチップを渡すのが礼儀のようだ。全く勉強になる。


「ボス済まないチップ代は払うよ」


「気にするな、私もオークションと言う物の参考になったしな、投資だと思えば安いものだ」


「有り難う御座いますボス」


「うん、じゃ帰るか」


俺達が商人ギルドから出ると日が沈み辺りは暗く成っていた。馬車乗り場に向かっていると。


キャー


女性の叫び声がした、複数の者達が、男性に斬り掛っていた。


「ドン!」


ボスの動きは速かった。一瞬で刃物を持った者に近付き拳でぶっ飛ばした。おれも遅れず1人の者に追い付いて腕を掴み一本背負いを極めた、その時、ビリビリとズボンの尻が破れてしまった。くッそー俺は倒れた者を押さえ付けた。リベリオもボスが倒した者を確保、商人ギルドの警備員が駆けつけてきてきた。1人は逃げてしまったようだ。


ボスはストールを取り斬り付けられた男性の応急処置を行っていた。女性は座り込み呆然としていた。


「おい病院に連れて行くぞ」


ボスは男を馬車に乗せ、女性も乗り込んだ。


「後は頼んだ」


馬車が走って行くのを見守って、俺とリベリオは警備員達と衛兵が来るのを待っていた。


「ボスってめちゃくちゃ強いなリベリオ」


「ああ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。