第45話 駅
今日はメルとサカそして昨日宝石を売ったミラミは余程嬉しかったらしく今日も、リベリオと一緒に営業に行った。
俺は休みと成った、カーラが武器屋に弓の調整に行くと言うので俺も付いて行った。カーラは南東の駅近くにある、武器屋に入て行く。
「なあカーラ、此処は前に来たのか」
「ああ、友人に教えて貰った店だ」
「へえ、カーラの友人か、どんなヤツだ」
「変わった武器マニアだ」
想像が付かないな!俺は店の品を見て驚愕した、何だ!この店の品は、桁が違うぐらいに高いのだ。魔法剣だの妖刀だの全て、レアな武器ばかりが、揃えられていた。
「なあカーラさん」
「うん、どうした」
「ひょっとしてカーラさんの弓は此処で買ったんですか」
「ああ、そうだ」
やっぱりだ、カーラはとんでもない武器を持っていた。きっとあの弓は相当高額なんだと俺は怖く成った。
全くカーラといるといつも驚かせされる。弓の調整は時間が掛りそうなので、俺は1人で町をぶらつく事にした。
「ドン迷子に成ったら衛兵に聞くんだぞ」
お母さんか!俺は心の中でツッコんだ。
「ああ、ありがとう、カーラも迷子にならないようにな」
俺はそう言い残し店を出た。そして駅に向かったのだ。駅の中はとても広く、去年に出来たばかりと言う事で、人も多い俺は売店を見付けると新聞が売っていたので、新聞を銅貨1枚で買った、暦を確認した女神暦1879年3月2日と書かれていた、昨日見た地図は今から50年前の物だと解った。俺は汽車を見ようと駅をうろついて、時刻表を眺めていると、駅員が俺に話しかけてきた。
「何かお困りですか」
「汽車はどこまで行くんですか」
「ジャ・フロー王国の王都まで行きます、又今後は、もっと遠くまで繋がる予定ですよ」
「それは、凄いですね」
「此れからの時代はこの魔道汽車が、人や物を運んで行くんですよ」
駅員は得意気に言った。
「そうですか、ところで魔道汽車を見たいんですが」
「それじゃ見学ツアーなんかお勧めですよ」
見学ツアーは、毎日、朝と昼の2回行われていて、1人銅貨5枚でツアーに参加出来るのだそうだ。
「そうですか、それじゃ今度仲間と一緒に来ます」
駅員は笑顔で。
「是非お仲間達と来てください」
駅員はとても親切で丁寧だった、この世界では最先端の仕事なのだろう。




