第44話 A&Aカンパニー 3
かれこれ1時間ぐらいがたち。
「此れは、気に入った、リベリオ幾らだ!」
「ハイありがとうございます。其方は勉強させて貰いまして金貨20枚でどうでしょう」
アドリアーナはアマンダを見て様子を伺い、アマンダは頷いていた。
「よし買うぞ」
「ありがとうございます。指輪のサイズを合わせますか」
「時間が掛かるだろ」
「そうですね、グランガーデンにも知り合いの宝石の店がありますが2~3日ぐらいで用意できますが、いかが致しますか」
「私は手が、デカイからな、でも小指ならぴったりだ」
「もしサイズ治しされるので在れば、大通り沿いのマルコ宝石店へお持ち下さい、勿論無料で治させて頂きます、その際はリベリオから買ったと言って頂ければです」
「そうか、解った、アマンダ金!」
「全く人を何だと思ってるんだい」
「何も私の金なんだ、アマンダあんたは、私の会計係だろ」
リベリオはアマンダから金貨を受け取った。
「おの、アドリアーナ様、ミダースの件宜しくお願い致します」
深々と頭を下げるリベリオであった。
「ああ、余り期待しないでくれ、一応は会長に言ってみるがな、3日後ぐらいに顔を出してくれ」
「ありがとうございます」
俺とミラミも頭を下げた。
「で、2人の名はなんて言うんだ」
「俺はドンです」
「ミラミです」
「ドンにミラミか、おい、ドン、覚えやすい良い名だな!」
「ありがとうございます」
そして俺達は何度も頭を下げて、A&Aカンパニーを後にした。
暫く歩くとリベリオが俺達に抱きついて来て。
「ありがとう、ドン、ミラミ、お前達に会って俺の人生は上向き始めた」
「オイオイ、リベリオまだ何も決まってないぞ」
「いや、そうだな、この後もう一件営業に、付き合ってくれ」
「ああ、解った」
俺達はさっきリベリオが言っていた、マルコ宝石店にやって来た。
「おお、リベリオ生きていたか」
「なんだよ、久し振りに来てやったて言うのになあ」
「ハッハッハッ、まあ、そう言うな」
「うちの新人のドンとミラミだ、宜しく頼むよ」
リベリオは俺達を店主に紹介し、営業に入った。
「どうだ、アントニオの自信作ばかりだぞ」
店主はルーペで確認して、宝石を数個選び出した。そしてミラミが並べた、宝石も鑑定し。
「お嬢さんなかなかいい目を持ってるね、よし、お嬢さんの品は買い取った」
「ええ、本当ですか」
「ああ、本当だ」
「ありがとうございます」
「ハッハッハッ何、良い品だからさ」
なんと、ミラミの選んだ宝石が全部売れた!
「おい、大将、俺のも全部買ってくれ」
「何いってんだ、そんな事したらうちが潰れてしまう」
おお!投資した金貨が増えて戻ってきた。俺とミラミは手を取り喜んだ。
宿に戻った俺達は軽い祝勝会を行う為に、宿の近くにある飯屋に皆で行き大いに楽しんだ。




