第20話 ダガー
昼食後、俺達はロッテの進める武器屋に行く事にした。店は小さいが良質な物が取り揃えているとのことだ。
店に入ると小柄なドワーフ族の店主がいた。
「いらっしゃい、おロッテじゃないか」
「今日は、お客を連れて来ました」
「ロッテの知り合いかい」
「ええ」
「何をお探しかい」
ルダは弓を見せて欲しいと店主に言った。
「弓かい、予算はどれくれいで」
ルダが店主と話している間、俺は周りを見渡していた、その中に気になるダガーが目についた。俺は店主に棚に飾ってあるダガーを見せて欲しいと告げると。
「これは金貨物だ」
「触っても言いか」
「いいが、大事に扱ってくれ」
俺は手渡されたダガーを持ち、重さや感触を確かめた。俺が求めていたサイズである、長過ぎず短過ぎない丁度良い重さも理想的だ。
「親父さん、こいつは幾らで売ってるんだ」
「丁度金貨1枚さ」
そう言われ悩んでいると、ロッテが。
「親父さん、幾らか負けてくれるんでしょうね」
「うーん、買う気があるなら考えるがな」
俺はここは勝負処かなと思い。
「銀貨7枚なら、即買う」
「いやいやこれは良い代物だ9枚でなら売ってもいい」
俺は悩む、本当に悩んだ。どうするか頭には色々とイメージし考えている。
「仕方ない8枚まで負けるぜ」
「買った!」
俺はダガーを手に入れた。
ルダも色々時間を掛けながら中級者用の弓を買った。サカは槍を眺めていたが今回はやめて置くとことにした。
俺は少し値がはったが欲しかった感じのダガーに巡り合えて早く狩りで使いたい、良い買い物が出来たことにとても満足した。
店を後にしたあとは、村の仲間へのお土産を買いに、昼食をとった屋台街にもどった。俺は一人になって露店を見ながら歩いていると、ひとつの店に目がいった、桜の花びらが型どられたヘアピンだ、ルルちゃんに似合うかなとイメージし、良しと思い買う事にした。
「おばさん此れくださあい」
「彼女にかい、お兄さん」
いやーと俺は照れながらヘアピンを買った。
「おしあわせに」
「ありがとう」




