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完結した小説の推し主人公夫婦の子供に転生した件  作者: まりり


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前世と今世 後編

5歳児が思い出す過去じゃないなと思いました笑

読んで頂けると嬉しいです。


私の無事を喜び感謝する2人の前で私は不謹慎な想い出に浸っており、慌てて思考回路を現実に戻し、反省する。

18禁なのだから好きなシーンにそういうシーン

が含まれても仕方無いじゃない!お陰で私が生まれたのよ!などと訳の分からない言い訳で自分の中で正当化する。



しかし、流石に当の本人達の前で思い出す内容では無いなと思いながらも思い出すのは仕方がない。

でも、やはり愛し合いながらもすれ違い、想いを通わせていく過程、最後の誤解が解けての両想いセックスは応援してて良かったと思える名シーンだ。

ってまたって私がそこ目的だったみたいでまたもや恥ずかしさを感じるが、エッチありきの名作なのだ!そのエッチもただのエロでは無く、意味のあるエッチでそこがとても魅力的なのだ。



そんな顔が青くなったり赤くなったりしている私を見て、2人ともとても心配そうに私を見ている。もちろん、2人だけでなく、使用人達もその表情は同じだ。



その頃には公爵家お抱えの医師も到着しており、私の体を検査する。

「どうだ?何か異常は無いか?」

お父さまが心配そうに医師に尋ねる。

「はい、食事が十分にとれていなかった為、体力面での低下はございますが、その他は問題ありません」

その言葉でその場に居た全員が安心する空気を感じた。



「今夜はお父さま達と一緒に寝よう」

私は耳を疑った。え?お父さま達と寝るという事は幾度も繰り返された激しいエッチの行われていたあの聖地という名のベットで寝るって事よね?

神様!そんな事許されるのでしょうか!?

というか、私、眠れるの?

などと思っていると、お父さまがお姫様抱っこで私を自分達の寝室に連れていく。

ああ、神よありがとう!



小説の内容を思い出して以来私の情緒は不安定なままだ。それも仕方がない。何しろ推し2人が目の前にいるのだ。

しかも、私が産まれる前の様々な事情も知っている訳で。

そして、私が生まれた時のお父さまの反応が私が目覚めた時と全く一緒でちょっと笑ってしまう。

冷静になってきた私は、ふと普通の転生ものと私の転生って何か違うよね?と思う。

何故なら、普通の転生物と違って小説の内容以外はほとんど覚えていないのだから。


なにかもっと前世の知識とか過去とか思い出さないものなの?

あ、あったわ、トイレと死因。

なんか、どうでもいい事のような気がするわ。でも、トイレは便利だったわ。

そして、この歳で性的な、しかもかなり濃い事を知るって色々まずい気がするんだけど.....

などと思っていたらいつの間にか眠りについていた。



しかし、小説の内容が活躍する事になるなど、この時の私は知るはずもなかった。

読んで頂きありがとうございます。

できるだけ早く更新したいと思ってます。



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