最悪な出会い 後編
前編の続きになります。
引き続きよろしくお願いします。
相手の反応なんて気にしてなどいられなかった。
ああ、これじゃあ、お父さまとあまり変わりないわと1人になった私は反省する。
聖地巡りはもう少し大人になってからね。じゃなと本当に私の生育によろしくない。
おそらく、両親もそう感じてこの療養を決めたのだろう。
自分の思うまま行動していた私は深く反省し、推し活も過激にならないようにしよう。と心に決めたのだった。
そして、部屋に帰っていると、
「シェリアちゃーん!」
と大声で叫びながらこちらに突進してくる女性が居た。
あ、アシュリー様だ。こんな事をするのはここでは彼女以外考えられない。
私が子供がやる挨拶をすると、
「お、お姉様が小さく。可愛いー!」
と、目に涙を浮かべながら、淑女とは思えない言動で私に抱きつく。が、次の瞬間
「目の色はあの男に似ているのね」
と、舌打ちしている。
この人、本当に侯爵家でちゃんとやっていけてるのだろうか?と私でさえ心配してしまう。
すると、その空気を感じ取ったのか、
「私がこうなるのはお姉様と、初めて会ったにも関わらず、その昔のお姉様を彷彿とさせる貴方の可愛らしさの前だけよ」
だから安心して。そう言っいるようだ。
恐らく、それは事実だろう。でなければ侯爵家で問題になっているはずだからだ。
アシュリー様の洗礼を受け、読んでる分は楽しかったけど、実際されると中々迷惑なものね。お父さまの塩対応もわかる気がするわ。
と考える。
姪とはいえ、初対面でのあの興奮の仕方、本当に色々心配になってくる。
お母さまの周りって個性的な人が多いのよね。心配だわ。
自分もその中に入っている自覚なく、そう思ったのだった。
クリスとアシュリーはシャルを巡るライバルです。
シェリアは参戦しようとしても、2人に愛でられそうで。
まあ、そこでも2人はバチバチしてそうですが笑
次も読んで頂けると嬉しいです。




