【第2回】収活
今、ハイカラにギャルが転生!という小説を書いているが、一回完結したいと思う。
そう思ったのは、俺の年齢が53歳になるからだ。
まだ書けるとは思うが、この先何があるか分からないので、一度ここで閉めることにした。
いわゆる終活である。
ただ、俺の場合は小説家なので「収活」と命名することにした。
終わりではなく、作品を収める活動である。
かの手塚治虫も、そして『ベルセルク』の作者である三浦建太郎も、作品を完結させることなく、この世を去っている。
もちろん、俺がそんな巨匠たちと並ぶわけではない。
ただ、人間いつ何があるか分からない。
だからこそ、自分の作品は自分で区切りをつけておきたい。
そこで考えたのが、最終話の先出しである。
ハイカラは今回、ちょうど切りのいいところで最終話を書くことにする。
俺の作品は、ほぼ一話完結の形式なので、物語を完全に終わらせなくても一区切りはつけられる。
続編では、何事もなかったかのように、いつもの話を書き始める。
作品に飽きたり、「もういいや」と思った読者は、先に公開された最終話を読めばいい。
まだ読みたい読者は、最終話を飛ばして、そのまま続編から読めばいい。
つまり、物語の終わりを作者が決めるのではなく、読者に委ねるのである。
作者が用意するのは、あくまで一つの終わり方。
読む人によって、物語の終わりは違ってもいい。
これが俺の考えた「収活」である。
ちなみに、2ヶ月以上更新がなかった場合は、「がお、死んだんじゃねえ?」と思ってもらってもかまわない。




