05 力の目覚め
名前を出しても良いのかダメなのかわからない場合は真ん中に◯を入れています。
火曜日
多くの社会人は月曜日から仕事がスタートする毎日を送っているだろうが,ジョッキーは少し違う。
ジョッキーは主に月曜日が休み,火曜日から金曜日まで調教や厩舎の手伝い,取材対応や騎乗予定馬について調教師との打ち合わせ等をする.本番前の金曜日には21時までに調整ルームに入らなければならない規則があり金曜日の朝に調教がある場合はトレセンの調整ルームに,調教がない場合は騎乗予定競馬場の調整ルームに入る。調整ルームは主にジョッキーのコンディショニングや外部との接触を遮断する役割を持っている.競馬の公正さを期すため外部との接触が遮断されるのだ。
藍はこの日調教コースの開場時間2時間前に調教準備をするため4時50分に寮を出て5時から始まる調教の準備に向けて動いていた。
藍「今日はまず【マイネルシュガー】の乗り運動からスタートだな。」
調教師1「今日は坂路コースでの調教を2回いきますので,」
藍「今日は坂路か,よし」
俺はマイネルシュガーに騎乗し,乗り運動を済ませ厩舎を出発する。
移動中
俺たちは坂路コース入り口付近までやってきた。開場時間まで少し時間があるため俺たちは準備運動を続ける
藍「・・・」
・・・
調教師1「???今日は珍しく大人しいな」
調教師2「確かにそうですね。いつもなら[暴れ回る]ほど落ち着きがないのに」
調教師1「まぁこんな時もあるだろう」
・・・
7時になり馬場が開場した。俺たちはコースに入り調教を開始する
藍「よし,始めるか」
俺はマイネルシュガーの調教をスタートした。そしてその時藍の目は茶色から赤色へ変わった。そして
藍【っっっ!!?!?!?!!?!」
藍はいつも通りの騎乗をスタートしたはずだった。だがその時マイネルシュガーがとてつもないスピードで走り始めたのだ。
藍「!?落ち着け落ち着け……くそ!!なんで速度が落ちないんだ。」
俺はマイネルシュガーに止まるよう指示を出したがマイネルシュガーはお構いなし。さらにスピードを上げていく
調教師、他「!?」
調教師1「なんでいきなりあんな速度を!?あんなスピードを出すよう指示はしていないのに」
調教師2「分かりません。でもあんなスピード見たことないですよ。70近く出てるんじゃないですか?」
???「この感じ,まさか…」
調教師1「あ,一条修哉さん」
一条修哉 競馬界発展に大きく貢献し今は中央のJ◯Aの最高責任者の1人だ。
一条修哉「あの馬,あんなとてつもない脚を持っているのか?」
調教師1「いいえ,少なくとも我々は見たことがありません。血統だけで見れば母の父が【クロエル】ですがマイネルシュガーの父,母はG1はおろか重賞、デビュー戦すらも勝っていませんし、最強と言われた女王【ホワイト・ソーン】ですらあれだけのスピードを出せるとは思えません」
一条修哉「なるほどな…(今マイネルシュガーに騎乗しているのは神崎藍か…伝承に伝えられし5つの神の力の1つをその身に宿していると思われる神の力を持っていた神崎雄一の子。あの速度はおそらく神の力なのかもしれない)」
一条修哉「(だがまだ無意識もしくは意識していてもコントロールできていない状態。あれが覚醒すればとんでもないことに…)」
・・・
神崎藍とマイネルシュガーの調教が終わり引き継ぎのため神崎藍とマイネルシュガーは調教師のいるところへ向かった。
神崎藍「引き継ぎお願いします」
調教師1、2「はーいおつかれー」
調教師1「次は【セントロールネオ】だね。」
藍「はい,では行ってきます。」
俺はマイネルシュガーを調教師へ引き継ぎ,次のセントロールネオに騎乗しようとしていた。
一条修哉「すまない。少し待ってくれないか」
藍「え?」バタ
他「!?!!?!?!!?」
その瞬間俺は意識を失った。まるで自分の中の誰かと意識だけを入れ替えたかのように
一条修哉「!?大丈夫か?」
藍?「元気そうね。一条修哉…いや,木下隆盛」
一条修哉「なっっ!?!?!???!!!」
藍の目は白くひかり藍は純白のヴェールのような真っ白なオーラを纏っていた。
一条修哉「やっぱり君だったのか…ゼウス」
次回06 500年ぶり




