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幽霊屋敷で狐と戯れる。(いやちょっと待て。魔術を使えよ魔術を!何でお前魔術使わないんだよ!)


多くの人に見られて、感動のハカタです。ありがとうございます!

これからもできれば見てやってくださいね!


タイトルが荒れに荒れてますが、まあ、気にしないで下さい。


追記:特性が思いっきり間違ってました!すみません!不可視は残しと居ても良いかなあ・・・。

 クーのステータスから。『特性:透過』を除外しました。イースちゃんのをコピって使った弊害ですね。


カラカラと笑う。獣人の様で、獣人よりよっぽど強い威圧感。




名前 :クー=天狐=テメイル

種族 :神獣(獣・狐)

年齢 :2999♀

レベル:Max(300)

特性 :不可視(特殊な人以外には視えない

HP :10億

MP :10億

SE :50億


総合評価S-


天狐LvMax(0)

千里眼LvMax(0)

リミットクラッシュLvMax(1)

嵐撃LvMax(300)

人化LvMax(300)




ええーっと、強い・・・のか?いや、強いんだろうけど・・・。イースのせいで感覚が狂ってるなあ。


「名乗ったほうが良いか?」


「ええー、脳の無駄使いじゃないですかー?」


「あっそ。」


中々辛辣な言葉を頂戴した。しかし、俺は一筋縄では行かないぞ?


 《スキルコピー》を発動しました。

 《スキルコピー》が成功しました。

 スキル《リミットクラッシュ》LvMax(1)を取得。

 《スキルコピー》を発動しました。

 《スキルコピー》が成功しました。

 スキル《天狐》LvMax(0)を取得。



俺、そろそろ人間辞めても良い気がしてきた。今度人の神やってる奴に辞表出しに行こうかな。

 戦闘に際して、《体術》のレベルを最高にしておく。《体術》Lv300が如何ほどか。


「やる気ですかー?」


速っ。


 一瞬で距離差が縮められる。反射的に後ろに跳ぶが、それも意味が無い。


 カァアン


「?!」


「マジかよ。」


多重展開した《シールド》が一回で破壊されるとは・・・。いやまあ、5層ぐらいに分けてるからまだ安全なんだが。


「あらー?手加減を間違えたと思ったのですがー?・・・必要ありませんでしたねー?」


中々強いな・・・。ちょっと驚かせてやろうと、《紅蓮纏》のレベルを上げる。


「?!・・・魔力でも、霊素でもなく、ただただ火を顕現させたんですかー?有り得ませんねー・・・。」


そう、レッドドレークと同じように、ただ火を纏っているだけ。

 それは結構恐ろしいことだ。パッシブスキルってのは魔力を消費したりしなかったりするが、《紅蓮纏》は消費しない部類に入る。だとすれば、この炎は何処から来るのか?という疑問に、強い相手ほど驚愕してしまう。雑魚なら勝手に魔法とかと見間違える。

 真に恐ろしいのは、攻撃力はともかく、永遠に発動できそうなとこだろうか。


「次は、こっちから行くぞ?」


「あらー。屋敷を壊さないで下さいねー?」


泣く(グレット・)小さな(エト・)破片達(デトリタス・)溢れ出る(アブ・)美しき(ゲー・)炎熱よ(カラム・)豊穣(シェル・)豊穣(アルモン・)ああ、我らの心(コレージ)。 それは、毒の波(オウンド・ヴァイパー)!」


《天狐》というスキルは、ステータスに大幅な補正を掛けると共に、戦闘スキル、耐性スキルなど、多くのスキルと同じような効果まで持つチートスキルの一つだ。いや、チートって言うのはどうなんだろう・・・頑張って1000歳まで生きた訳だし、努力賞的スキルと言ってあげないと可哀想な気がしてきた。

 しかし、耐性と言っても、完全ではない。

 《デバフマジック》のレベルを一時的に300まで上げれば、数百回に一回は麻痺になったり、金縛りになったりしてくれるさ。


「あらあらー。降参ですー。」


麻痺、金縛り、毒、毒加速その他諸々の状態異常を掛けても、態度が崩れないのは賞賛に値する。毒とかめっちゃ苦しいはずなんだが・・・。

 後で知ったことなんだが、実はこの時、彼女の中には言い知れぬ負の感情が渦巻いていたという。


「マスター、精霊王捕まえました。」


「そっちはそっちで凄いな。」


イースが精霊王を引き摺って来る。地下室へはそっちから行けば良いのか。


「あららー。ウニちゃんもやられちゃいましたかー。」


ウニちゃんって言うのか。・・・ブラウニーか、なるほど。神獣の顔に一瞬だけ驚愕が見えたが、それも致し方あるまい。


「王は神に勝てないよな、そりゃ。」


精霊王が、神精霊に勝てたら、革命以外の何物でもない。ん?純人族が神獣に勝って良いのかって?ほら、そこは・・・。別に良いじゃん?



 場所を移して、例のブラウニーとか言う精霊王が起きたところで、口を開く。


「此処に住もうとしている。」


二人は沈黙している。何かを考えてるんだろうか。


「そうだな・・・。何かこの屋敷について、(わだかま)りがあるなら、解消するのに協力したいんだが。」


「そういうのじゃないんですよねー。」


神獣がそう言う。精霊王は、未だに沈黙を守る。


「ここから動けない理由は何だ?」


「一つはー、私がここに住んでいた貴族に借りがあるのとー・・・それはさしたる理由ではないんですがー。


 もう一つあってー。ウニちゃんのことなんですよねー。」


このブラウニーという精霊王、生まれてから20年も経っていないそうで、もう少しこの場に居させたいということだった。


「精霊は、生まれた場所で100年ほど過ごすんですよ。」


それは聞いたことがある。前にイースが言っていた気がする。


「追い出さないといったら、此処に住む事を許可してくれるか?」


「あらー?むしろ私達を追い出すと思ってましたー。」


「神に喧嘩を売りたくは無いな。・・・なんだその目は。さっきの不可抗力だよ。」


どうやら神獣様は、さっき俺が真っ向から歯向かってきたのが気に入らないらしい。正当防衛だ。


「というかー。神じゃないんですねー・・・。」


「マスターは、純人族(ヒト)って言い張ってますよ、自分の事を。」


いや、俺のステータス上でも、俺は純人族(ヒト)なんですが。


「・・・一応、自己紹介しておくと、千一卜(セン カズウラ)だ。純人族(ヒト)だよ。」


「嘘くさいですー。」


「マスター、私の種族は・・・。」


「好きにすれば?そもそもそういう契約を結んだ覚えは無い。」


「ふむ。では、私も自己紹介を。ネーレイース。神精霊です。」


「「・・・え?」」


おお、この神獣がこんな反応するの初めて見たぞ。会ってから数時間と経ってないが。


「なるほど、勝てなくて当然な訳ね。」


綺麗な声を発したのは、まともに声を聞くのが初めてな精霊王ブラウニー。


「神精霊を従えて、単騎で神獣を倒すとか意味不明ですねー。」


「いや、本気じゃなかっただろ?」


「そりゃー、屋敷が壊れちゃいますからねー。」


その後、なんだか無駄な雑談をした後に、屋敷で住む許可を貰った。




 数日後のことである。俺はニヤリと笑い、金貨を取り出す。


「良い契約だった。もう此処に来る事は無いだろうが、もし、何かまた縁があったらよろしく頼むよ。」


「そうですなぁ。いやぁ、有難う御座いますわ。中々売れなくて困っててねぇ・・・。」


こうして、幽霊屋敷を買うことに成功した。あれ?額面通りに受け取ると変な趣味の奴にしか聞こえない不思議。


 必要そうなものを買い足して、《アイテムボックス》の容量をまた増やしたりして、幽霊屋敷に戻る。

 何か、あそこの商人が「掃除してからお渡しするのが一般的なんですが・・・」とか言って、言外に掃除できねぇよって言ってるのと同じじゃんと思いながら、魔貨5枚分まけさせたのは良い思い出だ。

 誰も幽霊屋敷に進んで入りたいとは思わないだろうな。そこには同意する。



 屋敷に戻って、使う部屋だけは掃除を軽く済ませる。


「イースが居ると、便利だな。」


「お役に立てれば、光栄です。」


どっかのロボットみたいになってんぞ。ああ、懐かしいな、あの映画。また見たい。

 それは良いとして、屋敷にデカい風呂とか、調理場とかがあったのだが、イースがいるとそういう水周りの掃除が楽でよかった。


 そして、早速風呂に入った。水なんて俺でもイースでも、一瞬で出せるし、湯にするんなら、《炎撃魔術》を使えば良い。

 そんな訳で。


「ざぱーん。」


口でそう言いながら、お湯に浸かる。なんか、言わなければならない気がした。


「あー。」


疲れが癒える感覚がする。日本人の全てが風呂好きだとは思わないが、こういうのは日本人ならではじゃないかと思う。


「へー。確かに気持ち良いですねー。」


「ま、偶にはこういうのも良いんじゃない。」


「流石はマスターです。」


クー、ブラウニー、イースの発言だが、何故お前らが入っている。


「後で良いって言ってなかったか?」


「だから、後から来ましたよ?」


え、そういう?後からって、俺が出た後じゃなくて、俺が入った後?・・・マジ?


「っていうか、お前らはそれで良いのかよ?」


「相手はマスターですよ?」


「私は別にー?」


「別に。」


さいですか。気にしてるこっちが恥ずかしくなってきたわ。


「私はここで致してしまっても別に構わなかったんですが・・・。」


「あらあらー。お邪魔でしたかー?」


「・・・。」


ブラウニーが赤面している。結構初心らしい。


「真昼間からなんて話をしてるんだよ。」



 風呂に浸かりながら、ゆっくり思案しようと思っていたのに。全く飽きさせてくれないものだ。



 風呂から上がり、屋敷の中心辺りに構える。

 《結界魔術》は、その名の通り、結界のようなものを張る魔術だ。結界内に入れないようにしたり、結界内に入ると、予め設定しておいた魔術が発動するようにできたりする。かなり高難易度であることは理解してくれたと思う。《無詠唱化》だと自分がどんなに難しい事をやっていても、念1つで済んでしまうから、いまいち凄さが分からんが。そこだけは欠点か。


 多重展開の出番である。幽霊屋敷どころか、最強要塞にしてやんよ。


 そう言えば、《回想ログ》とかを見ると、偶にこんな記述があったりする。




 《結界魔術》で、『’FJF’&#’&’&』を発動しました。




名前を設定されていない魔術は、俺がこの世界で初めて作ったのに《無詠唱化》のせいで、そういう登録みたいなのを、していないせいなんじゃないか、と思ったりしている。

 魔法・魔術の神とか居たりしてな。


 さて、大体良いだろう。登録した固有魔力、若しくは固有霊素以外のものが許可無く入ってきたときには、まず《幻惑魔術》。それから、《デバフマジック》。

 更に、外からの攻撃をそれに感知させる、かなり広範囲の結界を一つ。そして、それを防御するための、多重展開されたシールドの結界が大量に。

 迎撃用の遠距離魔術を行使するための結界も付けてみた。これも勿論、多重展開。


 そして、最後にその周りに大きく、結界があることを感知されないような結界をいくつか。


「やり過ぎた感がある。」


イースの最大出力で壊せないシールドなんて、誰が壊せるんだろう。あ、俺はできるよ。


純人族(ヒト)ってなに?」


ブラウニーが呆然と呟いた。イースがシールドに向かって試し撃ちをしたときの感想がこれである。

 そもそも、シールド一枚だと不安だから大量に張っていたのに、イースですら一枚も壊せないとか・・・。


「迎撃用は、ちょっと控え目なのに作り直しておくか。」


純人族(ヒト)って何でしたっけー?」


クーが感情の抜け落ちたような表情でそう言う。俺が一瞬で《結界魔術》を張りなおした事についてだろう。ああ、因みに、つい昨日《魔源陣》というスキルが入手でき、魔力で魔方陣を発動しているフリをしながら、《無詠唱化》を使うのが可能になった。楽で良いね!

 詠唱とかそれだけで厨ニ臭いし。だがそれが良いとも思わなくも無いが。


「ふむ。我ながら完璧。依頼を受けに行きたいが、今日はもう遅いしな・・・明日にするか。」


「完璧どころか、オーバーキルになるでしょ・・・。」


ブラウニーが何か言ってるが気にしない。






 『クー=天狐=テメイル』の《天狐》により、『読心』が発動されました。

 《天機掩蔽》により、『読心』はレジストされました。











些細なことでもご指摘があれば、気軽に感想を頂ければと思います。また、「ノーネーム」さんが指摘したことに関しては、活動報告に載せておきましたので、良ければそちらをご覧下さい。


 また、妖狐の説明に関して、主人公が空狐>天狐としている箇所がありますが、この小説内では正しいとさせて頂きます。また、銀狐、九尾の狐、仙狐、天狐、空狐がこの小説の中で出てくる可能性のある妖狐です。


あ、後どうでも良いんですが、この世界における状態異常は、(状態異常になる確率)=(状態異常を引き起こす現象が持つ力)-(耐性、種族、レベルなどの状態異常を引き起こす現象に直面した個々の能力)って感じになってますので、そのつもりで。


 おそらく、あとこの倍ぐらい書いたら一区切り付くんですが、そこまでのことを考えると、ちょくちょくここまでの話に修正を施して行くと思います。大幅な修正をするときは、活動報告などに載せていこうと思います。

 つまり、また更新が遅くなります(ぇ

 ごめんなさい。

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