執着の免罪符
永遠を超える時において、何かが欠けては生きられない。
或る者が希望を願うなら・・・その者は、免罪符に気付かない。
或る者が鼓動を願うなら・・・その者は、既視感に気付かない。
或る者が目的を願うなら・・・その者は、無力感に気付かない。
もしも、自分の夢を見失いたくないなら・・・
貴方はどうして、今を捨てる事が出来ないのだ?
アズエルピス「・・・何か、気配がする」
「同じような・・・気色悪い気配」
???「おっじゃまっしま~す・・・」
「ん?ああ・・・もしかして、キミ?」
「ボクを呼んでくれたのは」
アズエルピス「・・・そうでしょうね」
「ですが、貴方はなぜか・・・好きになれません」
フローロ「やっほ~!あれ?新しい子?」
???「・・・なぁんだ、他にもそーいうのがいるんだ」
「まぁいいや、ちゃんと説明してよ?」
アズエルピス「・・・・・・」
「貴方は、何を衝動として動くの?」
???「ボク?ボクはねぇ・・・」
フローロ「性欲とか♪」
アズエルピス「それは勘弁して」
???「執着・・・そういった方が、いいかな?」
アズエルピス「っ・・・・・・通りで、嫌い・・・」
フローロ「あら、そうなの・・・」
「・・・でも、何故だかわかってしまうわね」
???「・・・あっそう」
「でさ?本当の所はどうなの?」
「ボクが嫌い?じゃあコレはなんだって話」
「返せないんでしょ」
アズエルピス「・・・それを返したところで意味なんてない」
「貴方も同じこと・・・己の渇望と共に、満たそうとしてくれればいい」
「・・・真っ先に死ぬのは、きっと貴方の方だから」
フローロ「あら?あらら・・・?」
険悪そうなムードでフローロは戸惑う。
???「じゃ、失敗しないようにするよ?」
「・・・それから、えっと・・・名前何?」
フローロ「あっ・・・フローロ、夜魔のフローロよ♪」
ピアツ「・・・ボクは、ピアツ、よろしくね?フローロ♪」
「変人なのは自覚してるけど、長い付き合いになれたらいいかなぁ・・・」
アズエルピス「・・・出過ぎた真似だけは、しないで」
ピアツ「言うとおりにするよ、キミの言うとおりに・・・ね」
・・・・・・
アーゼア「なんや?もう1人来てたんか?」
「はぁ~・・・運が悪かったわぁ、おねんねの後にでも、一顔見るとするわ」
「ほなな、フローロ」
フローロ「うん、またねぇ♪」
「・・・・・・」
「(なぁんで、あんなに差を感じたんだろう・・・)」




