表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

第三話

 青いカラフル 第3回


〜のぼるの創作活動〜



 美術館へ行った次の日。

 のぼるは早速自分のインスピレーションが感化されたのか、何やら描き始めた。

 「お昼はいらいないな」

 「…うん。」

 「夕飯は食えよ」

 「…うん。」

 今日は仕事がはかどりそうだな。

 いつもはのぼるの相手をしながら仕事を片づけるので時間がかかってしょうがない。まぁ、それも楽しみの一つではあるのだけれど、それはのぼるには内緒なのだ。

 

 自分の部屋で仕事を片づけていると、のぼるの作品を作るかすかな音が聞こえてくる。かすかに絵の具の匂いもする。

 あぁ、心地よいな。





 はくさんに会った。

 はくさんは悲しい気持ちだった。

 愛していた犬が死んでしまったから。

 はくさんが悲しい気持ちだったから。

 自分も悲しい気持ちになった。


 悲しい気持ちを半分に出来たから。

 はくさんは少し元気になった。

 愛していた犬は帰ってこないけれど。

 また絵を描ける気持ちになれた。

 忘れないうちにペロの絵を描くよと。

 はくさんは言っていたのだと思う。




 

  のぼるはその日のうちに青空を描いた。

 「今度はうれしい青だな」

 「…うれしいけど、ちょっと寂しい。」

 「寂しいけど、温かい青だな」

 「…うん、青い。」


 「青いカラフル」




 はくさんに会った。

 はくさんは悲しい気持ちだった。

 愛していた犬が死んでしまったから。

 はくさんが悲しい気持ちだったから。

 自分も悲しい気持ちになった。


 悲しい気持ちを半分に出来たから。

 はくさんは少し元気になった。

 愛していた犬は帰ってこないけれど。

 また絵を描ける気持ちになれた。

 忘れないうちにペロの絵を描くよと。

 はくさんは言っていたのだと思う。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ