γ-GTPの王
健忘症と食欲不振に悩んでます。
今日は眠剤を貰いに行く日だったので、取り敢えず順番を取って、行って来た。簡単に聞こえるかも知れないが、順番を取る事さえ容易ではない心療内科だ。ネットで取れるのだが、六時からなので二十分は早起きしなければならない。従って、五時半過ぎには起きて時間を待たねばならない。低血圧の僕には朝早く起きるのがとても辛い。然し、眠剤、睡眠導入剤を飲まなければ眠れない体となってしまった為に頑張って起きるのである。因みに不眠症に成ったのは、僕の所為では無い。小学校の頃から夜中まで大音量で洋画を観た父の所為だ。御蔭で小学生の頃には満足眠れた事が無い。然も、中学に上がってからは、阿呆な長兄が『ドラ〇ゴンクエ〇スト6』をこれまた大音量で、かつ、夜中から朝まで遣って居たために全く眠れなかった。馬鹿がアホを見るのは構わないが、何もしていないのに苦しめられた僕は悲惨な子供時代を送った。其の為に精神の病に掛かり、苦しみながらも生きて、今を迎えるのである。
取り敢えず大学までは順調に過ごし、職には就いたが、其れで病が治る訳で無し。結局、其の侭の状態で薬に頼って生きて来た。だが、然し、である。途中から酒を呑み初め、γ-GTPは二千を超えた。静脈瘤が破裂して大量吐血し、入院した。此処までは以前にも書いた様な気がする。けれども、今回、再び数値が跳ね上がった。今日、何時も通っている先生から、「γ-GTPの数値が二千五百を超えている」と云われてしまった。流石に、僕も覚悟を決めた。生きて居る間に幾らかでも稼いで残そうと思った。もう、終わりにしようと。薬を飲まねば眠れない。薬を飲まねば死するとも聞いた。最早、完全なる不良品である。只、死ぬのは特に怖くはない。口惜しいだけだ。出来るだけの事を出来ずに“骨”に成るのが悔しいだけなのである。幸いな事に、僕には文才が無かった。従って、僕が死んでも悔やむ人は居ない。其れだけが幸福だ。更に云うなら、友も居ない。無論、僕から観てという話だが。……
今正に酒を呑んでいる。数値など構うものか。鬼は酒が無いと死ぬと云うから、僕は其のハーフなのだろう。呑まねば死ぬし、呑めば死ぬ。序に云うと、煙草も十四の頃より呑んでいるので、今更体を気遣っても既に遅い。まぁ、せめて、骨を砕いて粉にして、還りたかった場所へ帰るのみだ。生きて居る間、ろくに喧嘩もせず大人しくしていたのだから、鬼のハーフとして、地獄の鬼をぶん殴ってやろう。閻魔大王も叩き潰して、其の後に来る魂の安穏を願おう。但し、君達は来るなよ? 君達は天に召され、幸福の内に次の世界を待ち伸び給え。後は、……云う事は無いか。まぁ、せいぜい暴れて遣ろう。
タイトルの通り、僕は王でしょう。




