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諸所諸々のエッセイ  作者: 粘土
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人生に於いて大切な事

人として生きるからには人生で一度位は死ぬ程の苦労をしましょう。

 願いと云うものは願いであるからこそ適わない。夢と云うものは憧れでしかないから実らない。其の他にもまま有るが先述の通り、努力の賜物ではないから実現出来ない。簡単な事の様で、実はとても難しく、重要な事なのだ。見惚れて居る世界には、現実は重ならない。例えば、漱石は癲癇てんかんに非常なる興味を持って居たらしいが、実際そんなものに価値など無い。僕がそうであるからく解る。ドフトイェフスキーが其のやまい罹患者りかんしゃであったから、より強く其れを願ったのだろう。漱石は精神の一時的な死を望んでいたと云うから、恐らく其れは間違いではないと思う。但し、先述の通り、只々酷い苦痛を味わうだけだ。倒れるまでの十数秒間、“完璧”な“デジャヴ”を味わい、ひもが捻じれる様に体がよじれ、自身の意思とは無関係に意識を失い、そして、倒れる。僕は其れを十回以上経験しているからして、その苦しみを知っている。いや、喰わされてている。気が付くと、目が視えない。そして、酷い吐き気と頭痛に襲われる。当然、人が倒れているのだから、眼に付く人の心配は凄まじい。別に死ぬ事はないのだから放っておいて欲しいのだが、そうも行かない。救急車を呼ばれ、強制的にベッドに寝かされる。其の間に色々な事をされるのだが、其れが又苦痛なのである。判然はっきり云って、かなりの劣等感にさいなまれる。病気なんてものは望むきものじゃない。従って、漱石の望みは適わなくて正解なのである。文壇に立つ人は何故だか知らないが、死を望む。芥川、太宰、三島、川端と次々と死を選ぶ。産まれた時から決定されていたやまいに苦しめられて来た僕には、『贅沢を云うな』と云いたい。他にも死を選んだ者が居るかも知れないが、文壇に於いては其れ以上の知識は無い。下らないからである。……

 最初に書いた通りに、思い描く未来図を完成させるのは常に困難である。何かしらの才能が有っても、辿り着けない不幸も有る。逆に、何の才能も無いのに成功を果たしている連中も居る。現代で云うと、ユーチューバ―がそうだ。んな特技を持っていても、全体の七割近くが模倣もほうである。僕が思うに、『ハロー、〇〇』とか云っているデブが最も代表的だろう。ぶっさいくなつらをして意味の解らないメッセージを配信している。然も、『ハロー、〇〇』と云っている動画は更に戴けない。音程を一律に保って云うのだが、然し、判然はっきり云うと、あれは“ガン〇ム”に登場する“ハ〇”という緑色をしたボール型のAIロボットを“パクった”芸だ。パクって好いのなら、著作権は要らない。詰まり、他人ひとのネタを繰り返しているだけなのだ。正直に云って、之は結構な問題行為であると思う。恐らく世代が違うのだろう。きっと、僕とはとお位の年齢差が有るので、何をしても好いじゃないかという概念を知らずに育ったのだろう。駄目だよ? 好い訳無いよ? お金と云うものは自身の努力の成果として受け取るきであり、其の為にはオリジナリティーが必要なのだ。そうしてこそ、初めて自らを売る事が出来るのである。若い連中は好いな。そんな事にも辿り着けないのだから。そして、其れを認める世間や社会も。……又、ちょっと飛躍してしまった。うにも悪いクセだ。

 結局の処、願いや、夢は人の思考に頼っては不可いけないと云う事である。頼った瞬間、己の努力を放棄している。模範とすき点は多いだろう。然し、頼ると云う事はっ所詮“物真似”であり、似非えせである。其処を脱却出来ないのなら、社会的に、人間的に不条理であるから直ぐ様辞めるきだ。一度、土工の仕事でもしてみたまえ。絶対的な努力が無ければ出来ないから。其れだけの苦労をしてかららくを考えた方が好い。お金とはそういう物だ。免罪符めんざいふ気取りで手にする物ではない。だからこそ、食糧は金の如くの価値が有り、一所懸命、一生懸命に頑張って頂く物なのだ。駄目だぜ? ガキんちょ共。金は天下の回り物。君達の本気がれ程かを知ってから語りたまえ。素敵な世界に行く為には、願いを適えようという努力と、例え、其の日暮らしでも夢を追い続ける憧憬しょうけいと手にして見せるという気概が必要なのだ。まぁ、平成世代には解らないかも知れないな。ともあれ、パクリは止めようぜ?

苦労と云うのは即ち努力の事です。結構、辛いものですよ。

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