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諸所諸々のエッセイ  作者: 粘土
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何が真実か

タイトルの通り、誰が優れていたのかは意図的に操作されているので能く読んで見て下さい。

 以前此処にアップしていた『アンチインスタンチズム』という物を読み返して見た。非常に稚拙で、誰の為にも成らない物だと思った。然し、筋は通っていた。改めて此処にアップする事は無いが、そこいらの出版社に送るく、改めて推敲をしようと思う。きっと、何のリアクションも無いだろうが、其れでも好い。三十万程有れば、同人誌を刷れるからだ。ノーリアクションの後に二三回書き直して勝負してして見ようと思っている。其の時には宣伝などしないからして、実際の評価が得られるだろう。詰まり、其れは其れで一局なのである。畢竟、僕には文才が無いのだから無視されて当然なのだ。卑しい気持ちで書いては不可いけない。例えば、子規や虚子は裏表の無い心境で文学を遣った。其の後に『ホトトギス』が刊行されたが、漱石を誘った虚子には純粋な心が有った。其の後にも文学は栄え、白樺派やら何やらと云う意味の無い派閥が出来た。其れ等を評価していた者達も、実際には特に気にする必要も無く、又、目にする必要も無い連中だった。でなければ、現代に於いて殆ど見向きもされない批評家に成る筈が無い。芥川は漱石に助言を貰っている。然し、現実主義、自然主義の連中は今の世に名を連ねて居ない。僕が思うに、恐らく太宰が本物の、最期の文学者だったのであろう。然し、哀しいかな。彼は頭が好過ぎた。かつ、現実に否定的であった為に左翼運動にも参加してしまった。正直過ぎたのである。其の故、悪辣な心に身を委ねた連中に騙されてしまったのだろう。僕は其れを哀しく思う。彼は第一回の芥川賞次席と成ったのだから。才能は有り余っていた筈である。其れを阻んだのは世間的に有名な文学者と、川端である。実際に太宰と川端とには遣り取りが有ったのであるから、其れは否定出来ない事実である。然も、あろう事か川端は、『金閣寺』で有名な、最期には割腹自殺をした阿呆を褒め称えて居る。太宰も結局は入水し、命を投げ出したが、其処には確実な理由が有る。先に挙げた芥川賞、後に世間に広まった惰性的評価、そして、産まれて来た子供の障害と、其の事に対する奥方の皮肉めいた言葉。其処にこそ、太宰の決別が有ったのである。以前にも心中未遂を犯している彼にとっては、其れこそが完全な世の中との別れを示している。太宰の『人間失格』と、『桜桃』を読めば、其れは既に遺書であると解るだろう。而して現代である。果たして、之が文学なのか? と、問いたくなる様な愚作が、事も有ろうに芥川先生の名を冠する賞を取っている。恐らく、先に挙げた五人、子規、虚子、漱石、芥川、太宰からすれば、きっと面白おかしく笑って呉れるに違いない。『なーに、これ』と。だからして、僕は書こうと決めたのだ。才能だけで書いた物など愚の骨頂であり、まるで評価に値しないのだと証明する為に。アンチと云っているだけで既に解る人も居るだろう。インスタンチズムと、判然はっきりと云えば、ああ、そうかと理解して呉れる人も居るだろう。僕は文学を壊したくない。そして、文学を昇華させたいと願うのである。だからこそ、近頃になって書いた物に社会学、心理学、哲学、倫理学、道徳というものを登場させたのである。道徳と、倫理学を否定するならば、漱石。哲学、倫理学、社会学を否定するならば太宰。其の二人の作家を愛読すると好い。芥川は、正直解らない。あれも之もと継ぎ込んでいるからだ。一方では正しく、もう一方では過ちを。其れが芥川だ。ともあれ、理解の及ぶ処までは書く。僕は書いて見ようと思う。然し、常人に解る文学を書ける自信は無い。だからして、書くだけで好い。其れだけでも好い。先に挙げた通り、駄目なら同人誌でも書く。同人誌と云っても、頼み込んで本屋に於いて貰う積りであるが。其の方法としては、画力を以って売り出そうと思う。実は僕は結構絵が巧い。己惚れかも知れないが、絵の専門学校に通っていた人よりは確実に巧い。信じられなければ、本が売られたなら買って欲しい。其処に伝えたい事も籠めるのだから。まぁ、今はそんな処だ。

『金閣寺』を読んだ時、正直絶望しました。余りの程度の低さに。

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