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第39話〜邪龍〜

〜〜〜




太古の昔・・・まだ世界が三つに分かれる前、この世界は全ての生き物が共に暮らしていた。



一番広い人間の世界。その上空に位置する龍神界。そして、人間の世界より遥かな地底に存在する魔界・・・私は人間の世界以外は見たこともないのだが・・・


いつの日からか。

世界の全てを司る者、神と呼ばれる存在の逆鱗に触れたのか・・・はたまた何らかの天変地異に見舞われたのか・・・それまで生きるためだけに生きていた生き物が知恵を持ち始め世界の在り様を考え始めたからなのか・・・一説には神に反逆した龍が居たとか居ないとか・・・

しかし、世界が分かれた本当の理由は誰にも分からない。



私はそんなお伽噺を子守唄代わりに聞きながら育った。

世界の様々な話を私に聞かせてくれた親はすでに居ないが好奇心旺盛だった私は自分のこの目で世界を見てみたいと思い冒険家になった。

つまり、


[世界は繋がっていた]



・・・こう書くとこの冒険記を読んでいる人は混乱されるかもしれない。この冒険記の題名と微妙に違うからな。

だが、もし私が幼い頃に聞いたお伽噺を信ずるならばかつては確かに三つの世界は繋がっていた、筈だ。

後述するが私は冒険の途中でそのうちの1つに辿り着ける可能性を感じた。

しかし。そう考えると今現在魔物に悩まされている地域の人々は複雑な気分になるのではないかと思う。

何故かと言うと太古の昔ならば我々人間は今現在我々が魔物と呼んでいる生き物達と手を取り合って共存していたらしいのだから。

何故魔物が我々人間を襲うようになったのか。

私はそのことと世界が分割されたことに何らかの関係性があるように思えてならない。


それと、そのことに少し関連した話なのだが、現在我々が暮らしているこの世界・・・分かりやすく地上と呼ぼうか。地上にはご存じの通り我々人と獣、そして魔物と呼ばれる生き物が住んでいる。私はついに龍と呼ばれる存在には巡り合うことはできなかったが。

私が冒険の旅路の途中で会って驚いたのはその魔物の中に半人半獣とも言える存在が居たことだ。

私が出会ったのは半分人で半分馬という、とても足が速そうな者だった。

その者は人語を解すことができ、性格が温和だったので私は友好的な関係を結ぶことができたが、その者に話を聞いてみたら、この広い世界にはそのような半人半獣でも様々な種族の者が居るらしい。中には好戦的な者も居て誰彼構わずすぐに襲いかかるような者も・・・


私がその者に出会ったのは素の大陸だったが、これを読まれている方にもし機会があり、そういった人と獣の架け橋になるような人物に出会えれば世界や視点が広がるのではないかと思う。


私の考えだが半人半獣の者とはつまり、かつてはそれぞれ人と獣に分かれていたのではないかと思うからだ。

だからお互いを、人と獣や魔物の両側の立場に立って物事を考えることのできる特別な生き物ではないかと思うのだ。

もし読者の誰かが出会うことがあれば交友してみることを私はお薦めする。



冒険家 ドレム・オロラ著

[世界は繋がっている] より抜粋






〜〜〜







・・・俺が戦いに明け暮れ始めたのは何でだっけな・・・



いや、戦う理由は特になかったんだったか・・・

ただ俺の中に流れる王の血・・・獣の王の血に従って、本能で、支配したかっただけだった、か・・・世界を・・・・・・弱い奴だらけの・・・生まれ故郷を飛び出して、世界で一番未開の地とされている、闇の大陸、に来て・・・まずは強い奴を倒して俺は・・・自分の力を誇示したかった、だけだったか・・・それで闇の大陸で長い間俺は一匹・・・いや、一人で魔物どもと戦い続けていたんだっけか・・・



そうだ・・・

・・・俺が戦いを楽しんでいたその最中に、あいつらに出会ったんだ・・・

あの強い奴らに・・・・・・


・・・ゲン・マドゥ。あの年よりは、長年闇の大陸で戦い続けていた俺ですら見たこともない姿をしていたな・・・魔力は俺とそう変わらないが初めて見た時から得体の知れない技、魔導とやらを使っていやがったっけ・・・その多彩な技から魔導王とか名乗っていたっけ、か・・・狡猾そうな顔をしながら我と手を組んで大陸の魔物を全て滅ぼそうとかなんとか言ってきやがるから信用できないまでも利用はできると考え一旦は手を組んだが・・・どのみち奴は裏切る気がしていたが・・・


・・・シンド・ラギ。奴が何を考えているかはよく分からなかった・・・俺と同じく闇の大陸を制覇しようとしていたことぐらいしか・・・本能的に奴はニンゲンだとも思った・・・俺の身体の何処かに流れているニンゲンの血がそう言っていた気がした・・・ただその強さは魔力といい、剣技といい、何だかよく分からないチカラといい、凄まじい強さを感じた・・・ミシェールはそのよく分からないチカラをオーラとか言っていやがったな・・・・・・そのミシェール・・・ミシェール・オルレアンとかいうニンゲンとも手を組んだっけか・・・奴も変わった奴だった・・・ニンゲンなのに魔力を持っていやがった・・・シンド・ラギみたいに・・・本来、俺達魔物しか持ち得ない魔力を・・・

祖先が魔物と交わって・・・手に入れたという、魔力を・・・




・・・だが何故、だ・・・俺は・・・何故、さっきから空を、見上げてい、るんだ・・・体も動か、ない・・・考えも、まとま、らない・・・力も、入らない・・・魔、力も感じな、い・・・

・・・?


・・・ああ、そうか・・・これが、敗北・・・ってやつ、か・・・


草原、で、他の・・・獣に・・・負けた、ら・・・即、餌に・・・なる、とかいう・・・あの・・・敗北・・・



・・・つま、り・・・俺は、死ぬ・・・って、こと・・・か・・・・・・・・・






仰向けになって虚空を見つめたままランザー・レオパルドは動かなくなった・・・







〜〜〜






ゴオオオオオオオッ


青白い炎・・・?


爬虫類が数m離れた場所でこちらを襲う態勢になったかと思えば、その口からいきなり炎を吐きだした。



「っ!正真正銘の魔物ってことか!」


俺はその青白い炎をかわしながら呟いた。

いつぞやの銀色みたいな攻撃をしてきやがる・・・!


「・・・魔力で造り出している・・・?」


ミシルもかわしながら何やら呟いていた。


その青白い炎の攻撃は一旦止んだ。が、その炎が通った跡の地面が溶けている・・・?


「あぶない攻撃だな!だが、遠距離攻撃なら・・・九天奥義、牙!」


ギュイインッ!

俺は距離のある爬虫類に向けて炎斬を伸ばした。



ガキィッ!


だが、伸ばした炎斬は爬虫類に受け止められた。

その歯で。


「なっ!何て反射神経だっ!」


俺は爬虫類の牙に捕われた炎斬を何とか動かそうと力を込めた。

だがびくともしない。何て顎の力だ!


バキィ!


「!炎斬がっ!」


爬虫類が頭を動かし、その口内にあった炎斬の刀身の先がへし折られた!

それを見て焦った俺が炎斬の残った刀身部を急いで元の大きさにし・・・?元の大きさに戻るのがやけに早いような?鞘に納めていると、


ガリ、ガリッ


そんな音がした。

その音がしたほうを見てみると、爬虫類が食い折った炎斬を強靭そうな顎で咀嚼していた・・・


「・・・サラ・・マ・・・ンド、ラ・・・?」


そして咀嚼し終えて呑み込んだ?かと思えば、その冷血動物特有の瞳を僅かに見開きそんなことを呟いていた?


サラマンドラ?

それにこいつは喋れるのか?



「・・・どうやら奴は魔力を含んだ物を食ってその身に吸収することができるようだな・・・」



傍らのミシルがそんなことを呟いていた。

・・・確かに。奴から感じるプレッシャーがまた上がっている・・・魔力ってやつが増えた、のか?



「・・・お前らはサラマンドラの使いなのか?」



!?

俺が目の前の爬虫類の嫌な感じのプレッシャーを感じていると、その爬虫類が俺達に話しかけてきた。

こいつ、こんなに流暢に喋れるのか?それに知能も・・・?

いや。もしかして炎斬を食ったことで魔力だけでなく知能までもが上がった、のか?

どういう身体の仕組みだ?

俺の頭に様々な疑問が浮かんだ。

だが、



「お前が何を言っているのか分からんな爬虫類っ!何だ、そのサラマンドラとか使いとかってのは?」



喋っている内容の意味が全く分からず俺は爬虫類に尋ねた。



「サラマンドラを知らないだと?サラマンドラのモノを持ちながら?」



何か爬虫類が驚いているが。



「ああ、知らん!・・・・・・モノ?モノって炎斬のことか?」



「お前と話すのは無駄なようだ・・・」



爬虫類に呆れられているだと・・・?

その態度にムカついたので、



「何だと爬虫類!」


俺は爬虫類に挑発的に言った。


「・・・(おれ)は爬虫類ではない。己の名はラドン・・・龍神や他の竜どもを消し去るために、」



!?

何だ?プレッシャーが上がっている?


「この人間の身体を利用して地上に顕現した、」



しかも奴の全身が膨らんでいるような・・・?



「最強の、龍だ・・・・・・・・・黒焔砲(ブラックカノン)!」


っ!魔法ってやつかっ?

しかも四方八方に黒い炎だとっ?

かわしきれるかっ!?



爬虫類・・・ラドンの、口からでなく身体全体から黒い炎がいきなり無数に発せられたのを見た俺は、その全てをかわすのは無理だと判断し、



「うぉぉぉぉぉ!」





オーラを全開にし、


ドドドドドドドドドンッ!



「大した衝撃だ!けどなっ!」



此方に飛んできた黒い炎をオーラで強化した身体で全て受けきった。


「闘気だと?」


ラドンが何か呟いたような気がしたが、


シュッ


俺は隙だらけになったラドンをぶった斬ろうと炎斬を抜いた。

が、



「あっ」



そうだった。さっきラドンにへし折られたんだった・・・!



「・・・何をやっている。退け・・・!」



先が欠け半分程度の長さになった炎斬を取り出した俺を見てミシルが俺を押し退けた。



「・・・くらえ、大剛剣・・・!」



ミシルの持っている剣が巨大化し、ラドンを襲った。


ガシィ!



しかしラドンが両手でそれを受け止めた。


「この人間も闘気を?」


ラドンが巨大な剣を受け止めながら何かに驚いている。


「・・・魔物の分際で、大した反応だ。だが・・・!はぁぁぁ・・・・・・!」



ミシルがラドンに受け止められた巨大化した剣を力任せに左に振った。


ブンッ



ラドンがその勢いで左に飛ばされた。


・・・と思ったら空中で態勢を変え、た?

まるで見えない壁を蹴ったように。


「己を倒すことなどできん!」


そしてそのまま飛びながらミシルへと襲いかかった。


「させるかっ!」



だが、それを見た俺は無意識にもう1つの刀、水渇刀を抜いてラドンに斬りかかった。


ドカッ



「手応えはあった。けど、」



スタッ


俺の一撃で勢いを失ったのかラドンが地面に着地した。

結構な手応えがあったのに傷1つついていないが・・・



「それはレヴィアタンの・・・?お前はいったい?」


ラドンが水渇刀を一瞥し俺の顔をまじまじと見つめてきた。



「レヴィアタンを知ってるのか?」



そういやこいつはさっき自分のことを龍とか言ってたな。

知り合いなのか?



「サラマンドラとレヴィアタン・・・二匹と関わりのあるお前は・・・」



ラドンが俺の顔を見ながら何やら言っているが俺の問いへの答えにはなっていない。



「関わり?いや、レヴィアタンとは一回話しただけだしな」



「もしやこの人間はあの・・・?」


何かを考えながらまた何か独り言を言っている?


「お前は何が言いたいんだ!」


俺は1人で何かを言っているラドンへ怒鳴った。



「この身体の人間が引き寄せたか?いや・・・己のほうか?」


「おい!いい加減にしろよ爬虫類!」

1人でぶつぶつと何かを気づいたように言っているラドンに我慢しきれず俺は再度怒鳴った。



「・・・ただの愚かな人間かと思えば、この人間・・・」



「何だとっ!」



ガッ!!



「っ!」



いきなりそんな打撃音がしてラドンが左横に吹っ飛んだ。

見るとミシルがその両手に持っていた剣を振りきった姿があった。



「・・・油断したな、龍・・・!」



そう呟くミシルに、話の途中だったのに、と一言文句でも言おうとしたら、


ゴォォォッ



青白い炎が左側から此方へ向かっていた。



「ちっ!オーラを、」



高めるのに間に合わない。と、判断した俺は握っていた水渇刀を炎に向けて振った。



シュバッ



すると水渇刀に触れたその青白い炎が一瞬で消えた?



「くそ!レヴィアタンが!」



青白い炎の元、つまりラドンが怒気を孕んだ口調でそう吐き捨てた。

だが奴はミシルの攻撃を受けたのにやはり傷1つない。

余程頑丈な身体なのか?それとも何か・・・?


それにしても、



「レヴィアタン?今のはレヴィアタンの力なのか?」


俺は炎がいきなり消滅したことに疑問を覚えてラドンに尋ねた。


「お前は二匹のモノを持っていながら何も知らないのか・・・預言の・・・・・・」


またもやラドンが俺を呆れたような瞳で見ていた。


「おいっ!呆れてないで答えろ!お前はさっきから何を言っているんだ!」


「まあいい・・・いずれお前は己が食い殺してやる・・・己の知ったことか・・・」


「だから、お前は何を言っているんだ!?」


どうもこの爬虫類とは会話が噛み合わない・・・


「お前だけではない。サラマンドラも!レヴィアタンも!それからお前もだ!」


奴は俺の言うことに全く取り合わずに今度はミシルへとそんなことを言った。



「・・・できるものならやってみろ・・・!」


ミシルはミシルでラドンにそんなことを答えているが。



「ラドン!お前はいったい何なんだ!竜なのか!それに羅義神人はどこに行った!何でミシルや他の竜に怨みを持っている!?」



さっきから俺が何回も聞いているのにこの爬虫類は・・・!

どうせ答えないだろうと思いつつまたもや俺はラドンに怒鳴った。



「この身体が求めているのだ!そいつの血を!身体が引き裂かれることを!親を殺された恨みだか何だか己には理解できんが・・・・・・そして己は、己自身は己以外の龍どもをを決して赦さん!龍神も含めてな!もちろんお前ら人間もだ!」



と、思っていたらラドンが急にそんなことを語りだした。龍神とかまたよく分からないことを言い出したので言っている意味は不明だが。

しかも龍や人間を赦さんって何のことだ?

過去に何かあったのか?



「・・・親、だと?貴様は何を言っている・・・?」


そのミシルの口ぶりだと俺と同じくラドンが何を言っているかよく分かっていないようだ。



「だが、今の己ではお前らの相手をするには多少手こずる・・・・・・サラマンドラやレヴィアタン、その上に闘気まで扱うからな。不本意だがこの場は引かせてもらう!」



と、ラドンがまた勝手な独り言を言っていた。


ん?闘気?

こいつもフェンみたいな言い方をするな。


!!

そう言えばフェンは?

それにリシナは?

俺は戦いに集中してあちらに置き去りにしたフェン達の存在をすっかり忘れていた。


そう思ってあちらを見てみると、



さっき身体を食われていた毛むくじゃらの魔物のところで屈みこんでフェンとリシナが何かをやっている?



「・・・私が貴様を逃がすと思うか?」



俺があちらに僅かに気を取られていたうちにミシルが再びラドンへと斬りかかっていた。


ヒュッ



「お前らの魔力や闘気は覚えた!いずれ己が食い殺してやる!楽しみに待っていろ!」



しかしラドンは凄まじい速さでミシルの剣撃を後ろに飛んでかわすと、そんなことを言いながら、



黒飛翔(ブラックウィング)!」



その背から翼?らしきものを生やした?



「・・・逃がさんと言った!剛剣技、打ち落とし・・・!」



ブワッ


ミシルが言いながら後退したラドンを斬りつけたが、一瞬で上空に飛んだラドンにかわされた。



「首を洗って待っていろ!」



ラドンはそう言い残し、バサバサと翼を動かして何処かへ飛んでいきその姿が見えなくなった・・・



「速え!何だあいつは?」


とんでもない速さで見えなくなったラドンに俺は驚いた。


「・・・邪悪なる龍、か・・・」


俺がラドンの飛び去った方向を眺めていたら横でミシルがそんなことを呟いていた。


「ミシル?何か知ってるのか」


「・・・さあ、な・・・それよりも先程の続きだ・・・貴様が知っているという私のことを話せ・・・」


「はあ・・・・・・そうだな」


嘆息した俺はめんどくさいながらも鬼ヶ島に行ったときのことから話し始めた。






~~~





「やっぱりだめか、リシナ?」


風の大陸出身だという少年、フェン・クレアスが私の顔を窺うように見ながら聞いてきた。


「ええ・・・どうやらこと切れているようですね」


だめ、というのは目の前で仰向けになって目を見開いたまま動かない毛深い獣のことだ。

先ほどから私の退魔術で治癒を施してみているが・・・

治癒の術は怪我は治せるが生命力が尽きた生物には効果がない。私たちがこの獣に近づいたときはすでに動いてなかったのですでに死んでいた・・・殺されていたのだろう。先ほど凄まじい速さで飛び去ったあの黒い獣に・・・


「ライオンの半人半獣なんて珍しいんだけどな・・・・・・」


「ライオン?」


「ああ。もっとも半人半獣自体が珍しいけどな」



半人半獣?と疑問に思ったが、目の前で倒れている獣の身体つきを見て文字通り半分は人、半分は獣、なのだろうと納得した。この獣は4本の足、というよりも2本の手、2本の足、と人の身体のように分かれていたように見えたからだ。

あの冒険記にも半人半獣という記述があったような気がするし。もっとも・・・その腕は食いちぎられたのか根本のほうしか残ってはいない・・・・・・



「これは!?」



私がそんな考え事をしているとフェン少年が急に驚いたように叫んだ。



「どうしました?」



怪訝に思い私が尋ねながら少年の視線を辿ると、



「!?顔が・・・?」



そこには先程まで両腕がなく喉に穴が開いた毛むくじゃらの獣の死骸があったはずだ・・・


しかし、

僅かな間、ほんの少しの時間私がその獣から目を離した隙に、

その姿が何故か人間の亡骸に変わっていた・・・

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