男女七歳にしてなんとやらとは
今日中に完結させるという決意
短編程度の総量になるのはまじめに作っていないから、人気でも出たらリメイクするから(するとは言ってない)
自分の限界を決めるのは自分自身などとはよく聞くが、果たして人間が自身すら知覚できない速度、精度を制御できるかといえば否であるか、という疑問には私はそれこそ違うと唱えたい。無意識という話でもなく、純粋に人はその先に向かえるのだという意志の力を信じている。
だからこそ研鑽に果てなどはなく、それ以上は無駄などというセリフは怠惰以外の何物でもないと思いながらも、休日の朝から訓練を行うことが出来ないのは、それどころではない問題が発生していたからに他ならない。
学生は基本的に数人で一つの部屋に住むことになっている。実際の戦闘での連帯感がうんぬんという建前ではあるが、おそらくは予算だとか安全面だとか複数の理由があるのだろう。自分の武器なども保管する生活の基礎となる場所だ。
しかるに、未だにぽきぽきと廃品を量産する私が、廃品になる前のストックを部屋に抱え込めるかというと答えはノー、更にはマイナス方向に特待生だった名残か、一人で倉庫のようなボロ小屋に住んでいた。トイレ水道別電気無しどころかランタン一つまともに存在しなかったのには笑ったが。
故に 防犯には人一倍気を遣い、更に最近は寝ていても人の気配などがあれば対応できるようにはなっていたのだが、昨晩の夢っぽい何かのせいか、今日に関してはどうやら完全に意識が失われていた様子。つまり睡眠中に何をされても気が付かなかった状況だ。
というわけで、お手製ベッドにもぐりこんでいる不届き者改めステラという非常に見られれば不味いと思われる緊急事態に対処を迫られる寝起きに始まり、何故か一日一緒に過ごすことになったということだ。訳が分からない。
生憎とよくある主人公特有のメシウマクッキングなどは覚えていないので普段通りに食事処に向かおうとすれば、朝はこれを食べてと箱を渡される。途端に走る緊張、開封し確認するまでは不確定のシュレディンガーの料理の上手さ。
まあ覚悟を決める間もなく見せられた中身は普通のサンドイッチだったし、そんなものを不味く作れる人間なんて存在するはずもないので特に騒ぎ立てるほどの事もなし。あれ、こういうイベントって普通ヒロインが牽制しながらまとめて来るものなのでは。
何とも言えない違和感を感じながらも、とりあえずは小さな口でもきゅもきゅと食べながらこちらを見るアメジストのような輝きにどうしたものかと頭を悩ませるのであった。




