↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/15

新しい家で。

「もう疲れたわ…。」

二度と婚礼パーティーなんてやりたくない。

お父様もどうかしてるわ!会ったことはないけれど。

「ルノア様、お疲れの所申し訳ありませんが、お話があります。」

メイドの一人、ニナが言う。

「なぁに?」

「ルノア様には前々から言っておりますが、明後日から、セレスティア王国にありますルミナリア学園に通うことになっております。なので御支度を明日には済ませていただきたく…。」

「嘘っ、学園に通うの!?」

トラウマがあるのに、とは言えない。

言ったら、おかしなやつだろう。


  ◇


「制服…はコレね、案外可愛いじゃない!」

制服の色は、紺色や白色、赤色が基調になっていて、いわゆるセーラー服のような代物だ。

その上からハーフマントー現代で言うカーディガンのようなものーを着合わせるらしい。

ハーフマントには家の紋章を入れる人や、魔族院ーシルヴァ・ルミナリア魔法院というらしいーでは魔法階級を入れる人も多いという。

ルノアは断然、前者だ。


ルノアが生まれた、ノレヴェイン家は当然のことながら、王家でありその娘、第二王女と生まれたルノアは

次期女王らしい。

が、末の妹ー多分三女らへんーに生まれたエレノアは齢七にして次期女王として世間に称えられているらしい。

だからか、そうではないのかわからないが、国王はルノアの館には一切赴かず、エレノアの館に度々通っているという。


「ルノア様、昨日言ったこと、覚えていますね?」

「ええ、もちろんよ。」


ルノアは学園に通う辺り、違う家に居候になるらしい。

(都合の良い追い出しか…。)

そのせいか、そのおかげか、ルノアは学園では『次期女王』ではなく『公爵令嬢』と名乗るらしい。

(学園に通ってヒロインの公爵令嬢って大体、悪役令嬢じゃない…。)

ちなみに、侯爵(こうしゃく)に生まれた令嬢は、侯爵令嬢、伯爵(はくしゃく)に生まれた令嬢は、伯爵令嬢、子爵(ししゃく)に生まれた令嬢は、子爵令嬢、男爵(だんしゃく)に生まれた令嬢は、男爵令嬢というらしい。

他話で出るかもだから、覚えておいてね!


「では、今日の午後からお世話になる家に行って下さい。」

「ニナ、貴方着いてきてくれるんでしょうね?」

「もちろんです。」


  ◇


「こちらがこれからお世話になるグランヴェル家で御座います。」

「広…。」

いや家広っ!!!

なにこれ、庭!?

噴水デカ!!!


「遠い所、お疲れ様、ルノア嬢。君のことは小さい頃から知っているよ。」

「光栄ですわ、ギルバート公爵。」

「そう固くならないで、家族を紹介しよう。ほらみんな集まって。」

「母のセラフィナです〜。ルノア嬢、大きくなったわね。」

そういったセラフィナは、精霊みたいな優しいオーラを放っていた。

(木の精霊かな。緑色のオーラ放ってそうだし。)

「わたし、リリア!!おねえちゃん、よろしくねぇ!!」

そういったリリアは、まさに自由奔放といった感じの少女だ。

「リリアは七歳でね。でも知能は特別あるんだよ。」

七歳…。

「あと一人いるんだが…。おーい!テオ!」

「なに…。」

「なんだその格好は!!今日、ルノア嬢が来るって言っただろ。」

「ああ〜…。んなこと言ってたね…。おやすみ。」

「寝るんじゃない!!」


「すまないな。アレが一応、ルノア嬢と同年代のテオドールだ。優しくしてやってくれ。意外とツンデレ気質なんだ。」

(どこが…!?)

「ほら、ギル。ルノア嬢が『どこがツンデレ気質?』って顔してるわよ。」

(バレてた!?奥様こぇ〜…。)

「怖がらないでいいわよ。」

「…セラフィナ様はどうして私が思ってることがわかるんです?」

「あら。よく顔に出る、って言われない?」

「言われないです…。」

「ていうか、セラフィナって呼びにくいでしょう?ママって呼んでくれてもいいのよ?」

「…考えておきます。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。