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異世界に飛ばされて旅をすることになりました  作者: エメラル
第1章 異世界を旅する前に…
22/30

戦いの後

優:「あれ自分は、ポアスレートの戦いに負けて…。

あの世界(天界)で過ごした日々は夢だったのかな。」


優は気づいたら、元いた世界の自分のベットで寝ていた。


ベットから降りた優は、自分の服装を確認してみる。

学生服だ。戦っていたときの服装では無い。

顔に傷も無かった。

時計を見ると昼の12時だった。


優は元の世界に戻ってこれた喜びを感じ、自分の部屋を出て


優:「父さん。母さん。」


2人を呼び、リビングに向かう。

しかし、2人はいなく返事も無かった。

誰か知っている人に会いたかった優は、家の外に出ることにした。


優:「どうなっているんだ。」


家の外に出ると、昼間だというのに外を歩いている人は誰もいなかった。

それどころか壊れている家があり、遠くのビルは燃えていた。


知り合いを探すために自分が通っている高校に向かってみる。

高校についた優は、衝撃を受けた。


優:「自分がいない間に一体何が…。」


グラウンドはぐちゃぐちゃ、窓ガラスは割れ、校舎は崩れており、門は潰れ廃校状態になっていた。

優の後ろから建物が壊れる音が聞こえる。

優は、振り向く


優:「何がくるんだ…。」


建物が壊れる音は徐々に近づいてきて、優は見覚えのある生物を見た。


優:「なんであいつ(ポアスレート)が、なんで、なんで…。」


優は、ショックを受け意識を失った。


今度は、誰かが自分を揺らしてきているように感じた。


オーキディアイン:「優、起きるのじゃ。」


聞き覚えのある声が聞こえる。あぁ、まだ自分はどこかにいるんだなと思った。


オーキディアイン:「起きんか!」


聞き覚えのある声が聞こえた後、頭に衝撃が走る。

優は目覚めた。 


優:「痛たた。」


オーキディアイン:「やっと目覚めたか。

ずいぶんうなされていたみたいじゃの。」


優:「ポアスレートに襲われて…。その後、元の世界に戻って意識を失って…。

オーキディアインさんここは、どこですか?」


オーキディアイン:「何寝ぼけた言ってるんじゃ。

ここは儂の小屋じゃ。

お主が森で倒れていたから、儂が連れて来たんじゃ。」


優は自分の体を確認する。

腕も普通に動かせ、ところどころついていたすり傷は消えていた。


優:「傷が無くなって体も動かせる…。」


オーキディアイン:「儂が治療魔法を使ったからの。

もう、問題無く動かせるはずじゃ。

最初の狩りだったから心配じゃったからの、お主が出て行って

少し経った後に、儂もお主の様子を確認しにいったのじゃよ。」


優:「そうなんですが。あ…あいつ(ポアスレート)はどうなりましたか?」


オーキディアイン:「あぁ、儂が仕留めたよ。

まさか、お主が森であいつに出くわすとは思っていなかったぞ。」


幸いにも優は、オーキディアインに発見され助けだされたみたいだ。


優:「オーキディアインさん。狩りはもう嫌です。」


死んだ様な目をしてそういった。


オーキディアイン:「そういうと思っておったぞ。

ここの世界でのんびり暮らすか?」


穏やかな目をしてオーキディアインは言う。


優:「元の世界に戻るために

安全な異世界で記憶を集めればいいじゃないですか。」


オーキディアイン:「もし飛ばされた世界が危険な世界だったらどうするのじゃ。」


優:「すぐにここに戻ってこればいいだけですよ。」


オーキディアイン:「しおりを使ってここに戻ってこれなかったお主が出来るのか?」


優:「それは…。」


オーキディアイン:「まあ、異世界は一度行くと3ヶ月は移動出来ないから

行ってすぐに戻ることは無理なんじゃがの。

3ヶ月間はその世界で生きていく覚悟をしなければいけないのじゃ。

まぁ、今後の事はゆっくり考えて自分で結論を出すのじゃ。」


優:「分かりました。

自分で今後どう生きていくか考えてみます。」


オーキディアイン:「うむ。

もう、夕食の時間じゃ。

今日はお主が狩ったポアの肉で料理を作ろうかの。」


2人は、ポアを使って肉料理を作り食事をとる。

ポアの肉は猪の肉というよりは自分のいた世界の牛肉の味に近いものだった。

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