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異世界に飛ばされて旅をすることになりました  作者: エメラル
第1章 異世界を旅する前に…
21/30

逃げれない戦い

弓を構え、矢をポアスレートに向けて撃とうとするが

優が弓を構えるよりも早く、ポアスレートの突進が優に当たる。


優:「ガァ。」


10mくらい吹っ飛ばされ、木に当たり止まる。


幸いにも、ポアスレートの尖った牙では無く胴体に当たっただけなので

致命傷には無かったが、痛みで目から涙が出る。


優HP45/75


優:「ハア。ハア。ハア。」


なんでこんな戦いをしているんだ

優は地面に寝転がりそう思っていた。


ポアスレートが再度突進をしてくる。


立ち上がる為に、手を地面につけたところ

右腕に激痛が走り、右腕に力が入らない。

木の枝でところどころかすり傷が入り血が出ている。


左腕に力を入れなんとか立つことが出来た。

だが足に力が入りづらい為、立っているだけで苦労する。


優は身の危険を感じ、この戦闘から離脱するために

冒険の書から急いでしおりを取り出そうとする。


しおりを出した優は、しおりを急いで振りはじめるが

ポアスレートが近づいているという恐怖の余り、しおりをうまく握れていない事に気づいていない。


優:「なんで、発動しないんだ。」


自分の手を見るとしおりを持っていなかった。

しおりは3mくらい離れているところに落ちている。

ポアスレートはどんどん近づいている為、しおりを拾っている暇はない。


優:「くるな。くるな。スロウ。スロウ!!」


叫びながら必死にスキルを唱える。


優MP20/28


ポアスレートの速度は落ちたが、こっちに向かってくるのは変わらない。

足をずりながらその場から動き、ポアスレートの突進を回避しようとする。


ポアスレートが20m手前までくる。

足に力を込めて飛び、転がりポアスレートの突進を回避する。

今度は、ポアスレートの突進を回避することができたようだ。


しかし次の瞬間、ポアストレートがまとっていた風で出来たカマイタチ

に襲われまた吹き飛ばされる。


全身が切り落とされるような苦痛を味わい地面に叩きつけられる。


優HP30/75


優:「ガァァァァァァ。」


優:「ハァ。ハァ。突進をかわしたのになんで…。」


立つ力はもう残っていない。

優に残っている力は、左腕がかろうじて動かせる力だけだ。

ポアスレートは、また突進をしてくる。


優は最後の力を振り絞り、手にすべて魔力を込めはじめる。

【ファイヤー】以上に強い魔法イメージをこめ


優:「たのむこれで止まってくれ!」


倒れたまま、ポアスレートに手を向け


優:「すべて燃やし尽くせ、無限炎(インフィニティーファイヤー)!!」


手から直径2mの炎のレーザーが発射されポアスレートに一直線に向かい

ポアスレートの全身を包んでいく


優:MP15/28

優:MP10/28

優:MP0/28


レーザーを出し続け魔力が無くなると、手から出ているレーザーが止まった。

地面に生えていた草草は焦げて消え、地面がえぐれていた。

直撃を受けたポアスレートは、尖った牙は溶けており全身黒焦げになっていた。


優:「倒せたのか…。」


優は安心してほっとしていた。

少しすると死んでいたと思ったポアスレートは、先ほどよりも遅いスピードで

こちらに向かってくる。


簡単にかわすことが出来る速度なのだが、今の優にはかわす力は残っていない。

魔法を使う力も残っていなければ、回復薬を飲む力も残っていない。


近づいてくるポアスレートを見て、優は死を覚悟した。


死を覚悟するといろいろな事が脳裏に浮かんだ…。

元いた世界での思い出やここの世界に来てからの思い出、アリシアとした約束


優:「父さん、母さん、オーキディアインさんごめん。

それと、約束守れそうに無いやアリシア…。」


そう呟いて、優の意識は無くなるのであった。



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