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第13話 川で遊ぼう

遅くなりましたが何とか間に合いました。



タバコ屋さんから車で10分程走ると以前遊びに来たことがある河原近くの駐車場へ。


久し振りだなぁ〜。前の時は二郎丸もるかにも今より小さくてヨチヨチだったっけ。

「2人共、こっちだよ。この先の川は水も浅くて流れも緩やかでのんびり遊べる場所なんだ。」

小さ目のテントとヨガマット、先日使いそびれた椅子、お昼御飯用に持って来たお弁当と水筒を持ち河原へ到着。


「2人共覚えてるかい?前にも此処で遊んだんだよ。」

「「??」」

「まだ2人共小さかったからね。覚えて無くても仕方ないね」

「ご主人、オイラ達前にも来たのかワン?」

「そうだよ。二人がウチに来て初めて遠出して遊びに来た場所なんだ。」

「シュウ君〜、私まだ子供だったから〜覚えて無くてごめんね〜」

「ご主人〜。ごめんだワン」

「あはは。良いんだよ全然。あの時は僕が結構無理に連れて来た感じだったんだ。二人と遊びたくってね。さあ、遊ぼう〜」

「「ワン!」わ〜い!」


5月中旬の良く晴れた日、水に足を入れるとまだ冷たい。

「バシャバシャ!」

「チャプチャプ!」

二人共水の冷たさは気にならないのか結構がっつり水に入り遊んでいる。

「ご主人も一緒に泳ぐんだワン!」

「シュウ君〜。気持ち良いよ〜」


無理です。こんな冷たいの。人の身の僕には無理です。


「ご主人〜!ワンワン!」


来た!やはり浮かれた二郎丸は僕に突っ込んで来た!

このずぶ濡れモンスターの攻撃をまともに受ける訳には行かない。着替えも無いし、スマホもまだポケットに入っている。そして何よりこんな冷たい川に入るのはヤバい。


いまだ!


ギリギリの所で二郎丸を躱す。


「ご主人!遊ぶのですワン!」


ヤバい。石コロが多くてバランスが上手く取れない。


「うぉぉぉ〜!」

奴が来た。ズブ濡れの奴が!

今度は右に躱すぞ。


「ドッボーン。」


「ひぃぃぃぃ〜!」

「ワン!ワン!楽しいんだワン!」


「ひぃぃぃぃ〜!」「ワン!ワン!」


スマホ・・・終わったな・・・心臓止まりそう・・・マジ冷たい!!

「ジロちゃ〜ん。シュウ君プルプルしてるから丘に上げて〜。」

「ご主人〜。寒いのかワン?泳げば慣れてくるワン」

と言いつつズボンを引っ張って川に引き摺り込もうとする二郎丸。

一方るかには流れの緩やかな場所を見つけてプカプカお腹を見せて浮いている。


(もう諦めました。もう色々良いや・・・)


「二郎丸!スキル使っても良いからお魚取り勝負だ!」

「勝負・・。フフフ・・・。良いでしょう。その勝負受けようぞ。ご主人」


誰ですか?二郎丸さんキャラ変わってません?

勝負内容は30分間で川魚を多く取った方が勝ち。

「「よし!いざ勝負!」」


僕は車から木刀(念のために持って来た)を取り出し膝程の深さの場所へ行きまず「鑑定」を使う。ふふふ。出た出た。透明なウインドウ?のようなものが現れ

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【分類 サケ科タイヘイヨウサケ属】

ニジマス (虹鱒、学名:Oncorhynchus mykiss、英名:Rainbow trout)は、サケ目サケ科に属する淡水魚。原産地は、太平洋東岸(アラスカ、カナダ、アメリカ)とカムチャツカ半島からの外来種である。食用魚であり、釣りの対象にもなる。

体全体にはっきりした黒点があり、エラから尾びれにかけての体側部に赤から赤紫色の模様があるのが特徴。繁殖期のオスに現れる婚姻色として、非常に見事な虹色の光沢が発色し、それが名の由来ともなっている。

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図鑑みたい。もっと簡単な説明が出るのかと思ったんだけどこんなに?○ikiですやん。


図鑑(鑑定)の右下の辺りを見ると『簡易表記』なる記載がある。「ポチッ」とクリックするイメージをすると表記が変わった。



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ニジマス:種族:魚類

川に生息する魚。水質がキレイな場所に居る事が多い。食用可能。

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うん。こっちの方が良いね。そんなに難しい説明要らないし。気になったものだけ詳細で見る事にしよう。


それはさておき、実は鑑定で見ている「物質」はターゲット「⇧」の印が出る。発動中印が対象物質を自動追尾してくれる。お分かりだろうか。一度でもタゲ取りが出来てしまえば逃げも隠れも出来ない。

あとは剣術スキル頼みの


「牙突!(のマネ)」


で突けばほら取れた。ふふふ。負ける勝負はしないのだよ二郎丸君。



「よし!20匹目だ!」


30分でこんなに取れた。最初は突いていたが4匹目からは下段斬りっぽいスイングで魚をあまり傷付けずに取る事ができるようになっていた。


「二郎丸君、成果はどうかね?そろそろ負けを認める時間だよ」


「フッ。笑止。ご主人よ、そこを見てみよ」


「・・・なん・・だと・・」


そこには50匹以上のニジマスやらヤマメが。しかも魚は傷付くことも無くピチピチと生きている。

「我のスキルを駆使すれば魚等容易い。勝負は我の勝ちですなぁ。ご主人」


「・・・マイリマシタ。」

くぅぅぅ。悔しい。絶対に勝てると思ったのに。しかしどうやってそんなに取ったんだ?


「二郎丸さん、どのような方法で取ったのですか?」

「良いでしょう。ご主人には特別にお教えしよう」(だから誰だよこのキャラ)


「我のスキル「軟化」を使い川に入り暫くすると我の柔らかき毛に魚達が勝手に寄って来るのです。そこを優しく、かつ素早く「噛み付き」で咥えれば魚など造作も無く取れるのですよ」


・・・モフモフ恐るべし。


お読み頂きありがとう御座いました。

沢山のブックマーク、ご評価頂き本当に幸せです。

今後共よろしくお願い致します。


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