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日帰りで異世界に行ってみよう!  作者: プラズマ
正規昇格初任務編
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ラララ乱戦

閲覧有り難うございますm(__)m

感謝感謝ですm(__)m

「あいや〜、始まってんねぇ〜乱戦、ラララ乱戦…………て、ウチの団員はまた派手にやられてんねぇ」


村の入口。そこからとぼとぼと村に入り、気を失っている純一を入口にポイッと捨て置く。


「さて………」


と、そこで周囲に意識を向けることもせず、一度だけ大きく息を吸い込み。


「野郎共ぉ、ボンクラみたいな事してんじゃないよ!」


敷地一杯に響き渡る声。全員の視線がその一言で声の主へと釘付けになる。


「あぁあぁあぁ、なっさけ無いねぇ、このボンクラ共は?」


近くの団員の頭をはたき、周囲の団員に怪我人の介抱を命令する。


「何だありゃ?」


「さぁ、でも、あの態度からして幹部でしょうか?」


「確かに…………」


淳と昌晃。じわりじわりと中央に近づく女を見ながら、視線を向ける。


「ベーム………はなっさけ無いねぇ、アグーテ

、ベンソン!?」


呼ばれるなり、直ぐ様、女の下へ集う。


「団長!?」


「アヒムはどこさね?」


「副団長は………」


と、同じ女性のアグーテがアドルノの居場所を指差す。と、そこにはアドルノと対峙する。


「バルテル・カナリスかい…………」


団長と呼ばれた女性はアグーテが指し示した先の相手を見ると何か納得したように頷き。


「相手はアヒムに任せときな、私らは残りの二人と行こうかねぇ」


「はいっ、団長!!」


その瞬間、団長ことジャコモ・デラーを筆頭にアグーテとベンソンが昌晃と淳へ向かう。




「ヤッパリ来るよな………」


「まぁ、甘くは無いですよね、あの団長さんは……」


「あぁ、見ただけで解るよありゃヤバめだな」


女のオーラを目にしながら二人は若干動揺する。しかし、既に現状の戦力は二人だけ、どうにかして目の前の三人を何とかしなくてはいけない。


「幸いなのは、他の敵が下がったことだな」


「まぁ、本当に幸いかは戦ってみないと解らないですけどね」


肩をほぐしながら、二人は戦闘体勢をとる。


と。


「アグーテ、ベンソン、アンタは右を、アタシは生意気そうな左手の坊っちゃんをやるよ!」


「「了!!」」


始まる。


「来ます、昌晃!」


「相手は二手か、淳、お前の方は二人だけどよ?」


「まぁ、感じから行っても昌晃の方が厄介そうですけどね」


「あぁ……………まぁ……」


と、二人が会話をしながらも、魔導石を発動。距離をとっているため両者共に短機関銃。タンタタタタタ、と小気味良い音を響かせ弾丸が飛び散る。


「アグーテ、ベンソン、怯むんじゃないよ、連射は凄いけどこっちの機動力があれば、早々はあたらないよ!!」


ジャコモが淳と昌晃の短機関銃に警戒を呼び掛ける、どうやら銃を知っているようだ。


「くそ、アドバンテージが潰されたな、でもよ!」


と、そう言って、昌晃は再び銃弾をばら蒔く。タタタタタンッ、銃口から火花が迸り何処から創られたのか鉛玉が地面と村の家屋を抉る。


「うへ、人ん家にブチ込んじまった!」


「あっはっは、さっき戦った奴よりヘタだねぇ、それじゃ何時までも私を捕まえられ無いさね!!」


「くそっ、純一とやってんのかよ!なら中々銃弾当てらんねぇな」


「ほらほら、よぉく狙いなよ!」


銃撃銃撃銃撃。それと共にばら蒔かれる無数の弾丸、銃撃音が村に響き渡り、その度に砂煙が舞い女の嘲笑が昌晃の耳に届く。


「だぁぁぁ、糞がぁ!!」


只の一発すら当たらない、それほどまでにジャコモの動きが早い。と、一瞬意識がそれたその時。ジャコモが一直線に切り込んでくる。


「隙ありさね!!」


「くっ!?」


銃の射撃範囲は潰された。近接戦闘の間合いだ。


「あぁそうかよ、やってやんよ、このアマァ!」


直後、短機関銃が近接戦闘用装備日本刀に変化する。


「ハハ、やっぱり奇妙な魔導石だねアンタらのは!?」


二対の短刀。素早い斬撃が昌晃を左右から襲う。


「ちぃっ………!?」


片側を日本刀で裁き、もう片側を防御障壁で。

が、障壁の側の短刀がぶつかるや否や、障壁を壊し腹部を強襲。


「障壁なんざいくらでも破壊方法があるんさね、坊っちゃん!」


「はぁっ!?」


咄嗟に身を引き短刀を交わすも、折り込み済みと言わんばかりの蹴り。前蹴りが短刀の変わりに昌晃の腹部に突き刺さる。


「ぐっ…………!!」


「ほらほらぁ、気合い入れなよぉ!!」


後方に突飛ばし、ジャコモがそのまま追撃。短刀を両側に開き再び左右から襲いかかる。


「ちぃっ!!」


咄嗟に何とか踏ん張って迎え撃つ。日本刀を正眼に構えジャコモに相対。一直線に向かってくる相手に対し。高速の突きを繰り出す。一撃一撃。相手に交わされても素早く引き戻し再度一撃。が、それを掻い潜りジャコモのターン。


「それってククリ刀だよな、厄介極まりねぇ!!」


「ククリ刀?何のことやら?」


姿勢を低く突っ込み、脚を切り払う。勿論バックステップで回避する昌晃。そして、今度は下がり際に上段からの一撃。が、昌晃がククリ刀と呼んだ短刀の柄付近の窪みで、日本刀の一撃を受けると、そのまま捻って日本刀わ絡めとろうとする。


「ぐっ、厄介じゃねぇかよ!!」


「へぇ、絡めとれないかい!?」


そのまま、次動作に。ジャコモは不適な笑みを浮かべ、更に脚を切り払う。


「くぅ…………」


二歩三歩後退。意識を脚に向けさせた所で上下の連撃。変幻自在のククリ刀。

しかし、昌晃も凌ぐ。日本刀でいなし、身体を捻り。流れる攻撃を回避する。


「やるねぇ、近接戦闘は、さっきの坊っちゃんより上かね」


「そりゃどうも」


「でも!」


と、言葉を区切った瞬間、ジャコモが後方に飛び退き、飛び退き様に魔術を発動。


「燃え躍りな!!」


バスケットボール大の火球が十数展開。一斉に昌晃に襲いかかる。


「うぉっ!?」


近接戦闘から一転、距離をとっての魔術攻撃。咄嗟に迎撃姿勢をとり、気合い一声。飛来する火球を次々と両断する。


「やるねぇ、魔術を両断なんざ中々出来る芸当じゃ無いものさね、けどまだまだ行くさね!!」


更に魔術を発動。初手よりも火球を増やし、昌晃へ。が、それでも地面を握り潰すかの様に踏ん張り、火球を迎撃し続ける。


「クソダラァ!!」


声を荒げ、昌晃が火球を迎撃。その度に火球の火がジリジリと肌を痛いほどに焼く。


「ほらほらぁ、まだまだ行くさね」


「おぉぉ!!」


火球火球火球。更に数を増す、次第に反応が遅れだす昌晃。一発、更に一発。裁き切れないモノを魔術障壁で防ぎ始める。が、その時。


「ありゃま、並行戦闘は苦手かい?」


いつの間に現れたのか、至近距離にジャコモ。ククリ刀が鈍くギラつく。完全に反応が遅れ、昌晃がバックステップを行おうとした刹那。


腹部にククリ刀が襲いかかる。

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