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タ
「マツリちゃん、楽しそうだね~」
クリスちゃんが俺達のところに来ると、それに続いて沢山の男子たちがやって来た。
「おうよ! あたしはいつでも、楽しくってしょうがないぜい」
祭は元気にそう言って、クリスちゃんと抱き合った。
「その場所変わって!」 「クリス様ぁ!」
そんな声が、周りの男子から聞こえてくる。どうしよう。
①どうもしない ②俺も言う ③文句
ー①で十分ですよー
楽しそうなので、俺は放っておいた。だって楽しそうにしてるんだから、変な空気作りたくないでしょ?
「それじゃマツリちゃん、頑張ってね~。大好きだよ~」
祭に手を振って、クリスちゃんは教室の反対側へ去って行く。大好きだよの時の、男子たちの反応が面白い。でも俺的には、祭が凄い可愛いんだけどな。
「だからお前ぇ、何であたしのこと見つめるんでい? どうかしたってんのかよ」
え? 気が付いたら俺は、祭のことを見つめてしまっていたらしい。どうしよう。
①愛してるから ②可愛いから ③見てねーし ④は?
ー①と②は…まあ、②にしましょうー
「可愛いから」
そうだよ、可愛いから見つめていたのさ。可笑しくないでしょ? だって可愛いんだもん。
「お前ぇは何だか、すげえ面白ぇや。クリス狙いかい? でもそこまで、あたしに絡んでくるのは初めてだい」




