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幼馴染にフラれたのでちょっくら他の女子とイチャイチャして勉強することにする  作者: 猫の集会


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4/9

どうした?

 桜乃は、なぜか勉強道具を持参していた。



「どうした桜乃、わからないところがあるの?」


 桜乃は、静かにうなずいて

「質問してもいい?」

 と言ってきた。


「おう、どんな問題でもいいぞ。オレ頭いいから」


 …


「じゃあ、あの…彼女…」


 ?


 彼女?


 どんな問題だ?


 彼女の家から彼の家までの距離と時間か?


「問題は?数学?」


 …


「えと…違くて…その…彼女ができた?年下か年上どっち?」


 ⁉︎


 えと…


 ゲーム内の桜花ちゃんは、一応…最近ゲームしてないけど、でも…一応彼女なんだけど…


 ゲーム内の彼女って、紹介していいん?


 キモいけど…どうなん?


 でも、それじゃ桜花ちゃんに失礼だな。


「うん、一応いる。でも…」

「へえ、そうなんだ。だからか。そうなんだ」


 …


「だからとは?」

「かわったよね。優也」

「え、そう?」

「うん。ズルい…でも…そうだよね。わかった…そうなんだよね。わたし、帰るね」

「え…」



 桜乃は、勉強を教えてもらいにきたんじゃなかったのか?


 彼女と彼たちの距離は、いいの?


 …


 よくわからないが…

 オレたちの距離がとおくなった。


 しばらくゲーム内彼女を放っておいたので、久々にゲームしてみた。


 やっぱりいい‼︎


 桜乃は、理解不能なんだが、桜花ちゃんは突然帰らないから助かる。


 オレの心の人命救助隊桜花ちゃん。


「あ〜、桜花ちゃ〜ん♡」


 ちょっと大きな声で叫んでしまったために、隣の部屋から

「きもー‼︎」

 って聞こえた。


 はい。


 すみません。


 少し落ち着いてゲームした…わけない‼︎


 床をドンドンしながら、かわいいんだよ‼︎と、おバカ炸裂してゲームした。


 でも、あんまり長いことイチャイチャしていると、目が疲れるでしょ?


 おじいちゃんかよ⁉︎って思われますが、いえ普通の高校生ですよ。


 脳内が元気になりましたが、目が疲れる。


 てことで、目玉癒しに買い物に行きます。


 ウオーキングついでに、おつかいとは、いい考えだ。


 自分、よく考えたな。


 自分を褒めてやった。


 …


 オレは、お手伝いもして自分も労って、よくやっている。



 でも…


 最近、桜乃がきゃっきゃきゃっきゃしていないのが、とても気になる。


 さっきもそうだし…

 

 いつも学校で楽しそうな桜乃が、なんだが廃色…いや灰色オーラをまとっているようにみえるんだ。


 いつもは、なんか、黄色?みたいなふうにみえるんだけどさ。


 いや、オレは別にオーラがみえる人とかじゃないんだけど、なんか…なんかそんなふうに感じていたんよ。


 買い物ついでに、ちょっと桜乃の笑顔も購入しようかな。


 すいませーん、笑顔ってどこのコーナーに売ってますかぁ?って店員さんに聞いたら、はい?って言われるよね。


 そんなこと、わかってます。


 幸せや笑顔、大切な時間はうっていない。


 オレ、いまいいこと言ったんじゃね⁉︎


 いや、いいことっていうか、なんか…だれだよ⁉︎ってなるやつやん。


 恥ずかしい恥ずかしい。


 そんなんだれかにきかれたら、恥ずかしすぎてトンビにさらわれたい気分だわ。


 てか、きかれてた…


 オレの脳内再生リピート機能作動中


 オレがきいてた‼︎


 落ち着こう。


 とりあえず落ち着いて、桜乃の笑顔を買った。


 いや、正確には笑顔になるアイテムをゲットした。


 きっと桜乃が喜ぶだろうなって想像しただけで、オレも嬉しくなった。


 桜乃、喜んでくれるかな?



 買い出しついでのウオーキングを終えて、オレは桜乃の家におじゃました。


 桜乃は、オレが来たことに驚いた様子で、目をまんまるにして

「えっ…どうして…」

 と、固まっていた。


 驚いた猫か⁉︎ってくらい驚いていて、かわいい。



「急に来て驚いたよな。ごめん…これ、お詫び」


 ホイっと桜乃に、お菓子を渡した。


「え、な…なんで」

「好きでしょ、それ」

「スッ…好…うん。わざわざありがとう。いまさらだけどありがとう。」

「あ、腹いっぱいなら後ででも食いなよ」

「……うん。ありがと」


 …


「じゃあな、帰るわ」


 …


「あ、あー…はい。」

「なんだよ…いきなり、はいとかさ…え、もしかしてダイエット中だった?」

「ううん…そんなんじゃないよ!ありがとう!じゃあ、わざわざどうもね!」


 桜乃が急に笑顔になった。



 でも…


 あの笑顔は、カラ元気な笑顔だ。


 どうしたんだろう?


 カラ元気なときの桜乃は、心がカラカラなんだ。


 心に潤いが必要なんだが…


 オレじゃ心を満たせるわけがない。


 心を乱せる力ならある。


 しかし、今はそんなもの不必要なのだ。


 フヒッ


 笑っている場合では、ない。


 幼馴染がカラカラなのだから、どうにかしてあげたい。


 なんなら、ただの幼馴染なんかじゃない。


 オレの大切な人なのだ。


 桜乃は、食べることが大好きないきものだ。



 しかし…カラカラには飲み物が必要なんじゃね⁉︎ってことで、タピオカとナタデココとフルーツの入ったミルクティーを買って後日もっていった。


 桜乃は思ったとおり、このドリンクをみて目を輝かせていた。


 しかし、これは受け取ってはいけない気がすると、お返しされてしまったのだ。



 え…


 あんなに喜んでいたのに…どうして…



 …


 続く。

 

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