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幼馴染にフラれたのでちょっくら他の女子とイチャイチャして勉強することにする  作者: 猫の集会


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2/9

美容師さん

 キモいオレは、桜乃がオレに惚れてくれるまで頑張る、ゲーム続行というわけで、妹になんと言われようと、ゲームを続行する。


 繰り返す、オレはゲームを続行する。


 繰り返し言っても、なんにもないし、なんにもない。


 ほんとうに、ただただバカでしかない。


 あー、ゲームでも桜乃に似ているキャラちゃんに、優也くん素敵とか、優也くん好きだよとか言われると、さすがにドキッとするオレは、キモいですか?


 まぁ、即答でキモいですね。


 わかっては、います。


 だって、こんなん…気持ち悪いですよ。


 乗り物酔いしたくらいの勢いですね。



 勢力増し増しの台風くらいの勢いで、気持ち悪いですよね。


 気持ち悪いの泥にどっぷりハマったオレは、学校から真っ直ぐ直行便で帰ります。


 寄り道?


 するわけがない‼︎


 休日?


 徹夜でイチャイチャカチャカチャゲームですよ。


 そして、数日後…


 鏡をみて驚いた。


 え、だれ?


 オレ?それともボク?


 …


 オレだ…


 鏡の前にいるのは、間違いなくオレだ。


 どうしちゃったんだ?


 オレたち。


 オレもボクもボクちゃんもおれっちも…


 みんなどうしたっていうんだよ⁉︎


 そもそもオレは…


 ボクなのかポップコーンなのか…


 いや、ポップコーンではない…ような気もするが、こんなお肌荒れアレで…髪もポサンボサンで…


 ポップコーンのおばけかもしれないと、少し思いはじめた。


 受け入れるって大事よ?


 って、そんなこと受け入れたくないが、これが現実ってやつか…


 このままじゃ、オレはどうにかなりそうだ。


 てか、すでにどうにかなりつつある。


 この前の、お肌ツルツルは…一瞬で消えたね?


 電気が切れたくらい、一瞬で消えたね。


 ヒューズとんだのかな?ってくらい一瞬だったね。


 これは…いけませんね。


 このままじゃ、桜乃に振り向いてもらえませんね。



 違う意味で振り向く可能性は、あるね?


 クサッ‼︎なにアイツ⁉︎みたいなね…


 そんなの…イヤでしょ。


 イヤイヤ期くらい嫌です。


 ギャンギャン騒いでないで、メヲサマシマスワイ



 キラキラにヘーン神‼︎


 へんしんしなかった。


 オレは神でも魔法使いでもなかった。



 …


 地道にいきましょう。


 とりあえずオレは、ポップコーンかもしれない疑惑が発覚したので、髪を切ることからはじめます。


 今日は、床屋じゃなくて美容室へ行きました。



 もう、お店がオシャレやん…


 シャンプーもなんか、違うやん。


 少しかえただけなのに、こんなにもちがう世界ってあるんですね。


 いつも通り髪を切ってるだけなのに、オジサンの散髪とはちがうハサミ使い…


 あなたは、前世カニだったんですか?ってくらいのチョキチョキ感…


 なんですか?


 マジックでもみせられているかのような、サクサクシャキシャキと髪をしていく美容師さん。


 それ、ほんとに切れてるの?ってくらいの勢いだ。


 ハラハラと舞う髪の毛は、雪のようにサラサラ落ちていく。


 ステキなショーをみた。


 ありがとう。


 美容師さん。


 ゆっくり感謝している場合ではなかった。



 髪を切ったら、こんどはドライヤー。


 クシを使って、丁寧に丁寧に髪をなぞる美容師さん。


 ひとたばひとたば、はたをおる職人さんかのようです。


 オレの髪の毛がこんな丁寧に扱われている不思議。


 いや、別に床屋さんが乱暴なわけじゃないんです。


 でも、やっぱり違うんですよね。



 おとこなのに、お嬢様あつかいみたいな?


 そんなお姫様気取りしていたら、いつのまにか完成していた。


 ⁉︎


 いいじゃないですか‼︎


 いままで、こんな小っ恥ずかしい髪型したことなかったですけど、いいじゃん‼︎


 髪型って大事なんだと思い知らせる瞬間にたちあわせてくださり、ありがとうございます。


 オレがオレに惚れなおす。


 そんなわけない。


 そもそも惚れてなかったから、惚れなおすもなにもない。


 まずは、心の修理から入るべきだな。


 てことで、美容師さんにお辞儀をして、サラサラヘアをサラサラしながら、オレはとあるお店に入った。


 うぅ〜ん、なんともステキなかおり。


 においにつられる虫って、こんな感じなんかね?


 オレが、簡単に引き込まれた場所は、お部屋のかおりがステキになるお店だった。


 くんくんと気になるにおいを嗅ぎまわるオレ。


 イヌですか?ってくらいくんくんしていた。


 そして、酔った。


 危うく呼吸法も忘れるところだった。



 一度落ち着いて、アップルのかおるステキなかおりのやつを購入した。



 いい香りなんです。


 思い出しただけで、癒される。


 まぁ、ちょびっとですけどね。


 ドアの隙間くらい少しだけど、やっぱり癒しって大事なんだと思います。


 脳みそが、ぽわ〜ん⭐︎ってなるんです。


 たまには、脳みそにもご褒美大事ですね。


 自分を労われるご苦労なオレ。


 そこで気づいてしまった。


 オレって、いままで自分に優しくしてたのか⁉︎って。


 …


 いや、オレは寝ずにゲームしたり、夜中に夜食食べたりしていた。


 脳みそも胃袋もたぶん…怒っている。


 …


 臓器さんに気配りもできなくて、よくもまぁこんな偉そうに生きてきたもんだ。


 改めて反省。


 オレは、お詫びを決意した。


 もう、すでに後戻りできない。


 だって、脳内でお詫びしたので、脳みそさんにはバレているのだから。


 待っててね!


 今からちゃんと詫びるぜよ!



 続く。


 

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