■第八章:第二のふるさと、館山
少し前の話に遡る。まだ750ccのアメリカンに跨りたての頃の話だ。
独りの時間を持て余し、当てもなく道を彷徨っていた。どこへ行くでもなく、ただどうすればいいのかも分からない。孤独とは何か。答えのない問いを抱えながら、無意味にアクセルを開けていた。
その頃、私はX JAPANに夢中だった。
中でも「Forever Love」という曲は、聴けば聴くほど心を引きずり込まれるようで、いつしかYouTubeでLIVE映像を繰り返し探すようになっていた。
そんなある日、一本の動画に出会った。
——館山市の防災無線から、夕暮れの町に「Forever Love」が流れている。
ただそれだけの、なんの変哲もない映像だった。
だが不思議なことに、その単調な動画が胸に深く刺さった。
まるで「そこに行けば答えが見つかる」とでも囁かれているようだった。
そして私は決めた。
この耳で、あの町で、「Forever Love」を聴いてみたい。
それが私にとって帰郷以外の意味で、初めての「目的を持った旅」だった。
家を出たのは午前8時ごろ。
ツーリングと呼ぶには遅すぎる出発で、案の定、街はすでに動き出していた。
下道で湾岸道路(357号線)を走り出したが、そこはすでに渋滞の列。
クルマに挟まれ、アメリカン特有の重い車体を抱えながら、ただじりじりと前へ進むしかない。行けども行けども進まず。アクセルを開けても、前のクルマのブレーキランプにすぐ突き当たる。
市原に入るころには、すでに時計の針は11時を回っていた。自宅からわずか七十キロほど。本来なら一瞬で走り抜けられるはずの距離が、果てしなく遠く思えた。ただバイクに跨っているだけなのに、全身の体力を削られていく。
五井のあたりを過ぎると、空気はどこか鉄と油の匂いを帯びていた。無機質な工場の群れを横目に、渋滞はようやく解消されはじめる。スロットルを軽く回すと、アメリカンの重たい車体がぐっと前に進んだ。
進めば進むほど、風は湿り気を帯び、どこか懐かしい潮の香りが混ざりはじめる。
そして視界の先に、きらりと光る水平線が顔を出した瞬間——胸の奥に熱いものが込み上げてきた。
「ようやく、旅が始まったんだ」
そう思えた。
都会の喧騒も、渋滞の苛立ちも、海を見た途端にすべて過去のものになった。
海と空を結ぶ青の境界線が、私を新しい場所へと誘っていた。
昼時、海沿いを走っていると「お食事処かなや」の看板が目に入った。海沿いにそびえ立つ大きな建物、広々とした窓。潮の匂いに誘われるようにして、バイクを停めた。
窓際の席に座ると、視界いっぱいに広がる海。
注文したのは「なめろう丼」。
新鮮そのもののアジが細かく叩かれ、薬味と混ざり合ったその一口は、まさに海を飲み込んだかのような濃厚さだった。
「DHAを感じる」なんて陳腐な言葉が頭をよぎるほどに、魚の生命力が直に伝わってくる。
ふと窓の外を眺めて、思い出した。
——昔、この景色を見たことがある。
あの頃は撮影の仕事で、ロケバスの窓から一瞬だけ通り過ぎただけ。
忙しなく、がむしゃらに、何かを掴もうともがいていた時代。
いまは違う。
同じ景色を、こうしてゆっくりと噛みしめながら眺めている。
走るために走り、食べるために食べ、そしてただ「生きる」ためにここにいる。
——そんな単純さが、何よりも腑に落ちた。
こうして思い返しはするものの、夢を諦めたわけではない。あの頃が無駄だったとも思わない。ただ、時代に自分が付いていった結果、いまこうして別の形で生きているだけだ。
窓の外に広がる海は、あの頃の私を肯定するように静かに揺れていた。海は大きくて自由だ。そして今の私も自由である。
バイクへ戻り、再び海沿いを南へと走り出した。潮風がヘルメットの隙間から吹き込み、頬に塩気を残していく。空は青く、海はさらに青い。
その境界線に導かれるようにして、私は館山の町へと近づいていった。
隧道を抜けた瞬間、視界が開ける。
「館山市」の文字が大きく掲げられ、その脇には天高くそびえる背の高い木々が並んでいた。
植物に詳しくない私には名前すら分からない。——だが、多分あれはヤシの木だ。
その姿はどこか日本離れしていて、まるで海外のリゾートに迷い込んだような錯覚を覚えた。
異国情緒に心を奪われたまま、ハンドルを北条海岸へと向ける。
視界いっぱいに広がる砂浜と、どこまでも続く水平線。どこか南国の国を思わせる建物の数々に広い遊歩道。
海と空の境界線は、ここではさらに鮮明に、そして自由そのもののように輝いていた。
浜辺にたどり着くと、防災無線のスピーカーの下を陣取った。
時刻はすでに16時45分。思ったよりギリギリの到着だった。だが、まだ15分もある。
自販機で買ったコーラの缶を片手に、砂浜へ腰を下ろす。耳を澄ませば、波が寄せては返す音。目を向ければ、地平線に沈みかけた夕陽が水面を黄金に染めている。
その光の中に包まれながら、ただ時が流れるのを待った。
胸の奥に緊張と高揚が入り混じり、コーラの炭酸が喉を下るたびに、心臓の鼓動まで泡立つようだった。
時は来た。
館山の空に、あの旋律が流れ出す。
——Forever Love。
原曲よりもゆったりとしたテンポ。
どこか懐かしいオルゴールのような響きが、防災無線のスピーカーから降り注いだ。
寄せては返す波音と溶け合い、浜辺全体を包み込む。
その瞬間、身体の奥にまで音が染み込んでくるのを感じた。
力強さや激しさはない。ただ優しく、淡々と。
——胸が張り裂けそうだった。
音が鳴り始めた瞬間、世界が止まったように感じた。
波の音も、風の匂いも、夕陽の眩しさも、すべてが旋律の一部になって胸に突き刺さる。
涙が勝手に込み上げてきた。
どうして泣いているのか、自分でもわからない。
ただ、これまで抱えてきた孤独も迷いも、全部この音に抱きしめられているようで——もう抗えなかった。
言葉にできる感情じゃない。
ただ、叫びたいほどに、生きててよかったと思った。
そして、その時の感動がどうしても忘れられなかった。
あの瞬間、館山はただの町ではなくなった。
心の奥に深く刻まれ、気づけば「帰りたい場所」になっていたのだ。
それからというもの、心が揺らぐたび、何かに迷うたびに、私は館山へ足を運ぶようになった。
次に館山へ向かったのは、この先の進路に迷い、どこか怯えているような大学生の女の子とだった。
迫り来る社会を前に不安を抱えるその姿は、かつての自分と重なって見えた。
頑張っても空回り、あれこれ挑戦しては挫かれ、未来のために生きるつもりが現実に振り回される。
狡猾な大人たちに食い物にされていたあの頃の私と、同じ匂いをまとっていた。
——時代は変わっても、人の悩みは変わらないのだ。
そんな彼女に、きっと私は何かを与えたかったのだろう。エゴだと笑われても構わなかった。
「館山に行ってみないか」
その一言に、彼女は意外とあっさり頷いた。
翌朝八時、彼女の家の前でバイクを停める。軽く手を振ると、少し照れたように後ろへ跨ってきた。
エンジンをかけ、アクアラインを突き抜ける。夏の朝の海風が二人を包み、都会の雑踏から一気に解放されていく。
館山まではノンストップで走り抜ける。
白浜の方まで足を伸ばそうかとも考えていた時、「渚の駅」の看板が目に入り、少し寄り道することにした。小さな水族館で魚たちを眺め、外に出れば名物の枇杷ソフトを頬張る。
「枇杷ってこんなに甘いんだね」
彼女が笑うと、不思議なことにバイクで浴びる風まで柔らかく感じられた。嫌なことを洗い流してくれる風だ。たったこれだけのことなのに、彼女の鬱屈とした表情は少しずつ和らいでいった。
海沿いを流しながら浜辺を眺める。太陽に照らされた海面がきらきらと光り、潮風が頬を撫でる。言葉を交わさずとも、どこか心の底で「来てよかった」と思っているのが伝わってきた。
昼に差しかかろうとした時、彼女が唐突に言った。
「暑いし、ホテル行こうよ」
——男は単純である。そのたった一言に、迷うことなくハンドルをそちらへ切った。
開けた海沿いの道を離れ、山あいへと突き進む。ゴルフ場との分岐点に立っていたのは、外観こそ古びているが、妙に存在感のあるホテルだった。
半信半疑で中へ入ると、そこには予想外の空間が広がっていた。広々とした部屋は外観からは想像もつかないほど小綺麗に整っている。
そして極めつけは、温泉を引いたジャグジー。外には木々に囲まれた露天風呂があり、遠くに海が見える。まるで丘の上に佇む秘密の楽園のようだった。
その場しのぎで探したホテルが、思いがけずふたりの一日を彩る場所になったのだ。
ここでの時間は、これまでのものとは違った。
互いの肩の力が抜けて、背中を預け合うような安心感がそこにはあった。
ふと彼女が背中をほぐしてくれたり、私が自分の過去の話を語ったり。
普段なら誰かに打ち明けることのないことまで、不思議と口から零れていた。
気づけば、窓の外はすでに夕暮れの色に染まっていた。
一瞬のようでいて、確かに積み重なった時間。
それは特別なものだったが、言葉にしてしまえば壊れてしまうようで、ただ静かに受け止めた。
二人で外のジャグジーに身を沈めた。
温かな湯に包まれ、遠くに広がる海を眺めながら、私はぽつりと呟く。
「……そろそろかな」
次の瞬間、館山の空に旋律が流れ出す。
——Forever Love。
会話も笑い声も、一度すべて置き去りにして、ただ旋律に耳を傾ける。
波音が混じり合っていた浜辺とは違い、ここでは天井から落ちる水滴の音や、夕暮れを告げるひぐらしの声が重なり合っている。
湯気が立ちこめる空間に音が染み渡り、全身を抱きしめてくるようだった。
夕飯は館山の町で地魚豊富な海鮮丼を食べた。
彼女が「やっぱり都会の回転寿司とは全然違うね」と笑いながら箸を動かす姿を横目に、私は「やっぱり館山に連れてきてよかった」と心の中で呟いた。
食後はそのまま高速へ。
走り慣れたアクアラインを駆け抜け、途中で海ほたるに立ち寄った。
デッキに出ると、夜風がむっとした体温を奪い、潮の匂いがふわりと鼻をくすぐる。
近いようで遠い千葉港の明かりが、黒い海に滲むように揺れていた。
手すりに寄りかかりながら、彼女はぼんやりと夜景を見つめていた。
やがて、不意に口を開いた。
「なんかさ……どうでもよくなっちゃった」
視線は海の向こうを彷徨っている。
「進路とか将来とか、ずっと不安で仕方なかったのに。今日みたいに海見て、風浴びて、美味しいもの食べて……そんなことで悩みが薄れるんだなって思ったら、なんか馬鹿みたいでさ」
その笑顔は、昼間の重さをすっかり脱ぎ捨てたようだった。
炭酸みたいに弾けるその言葉に、私もつられて笑ってしまった。
「世の中、楽しいこといっぱいあるんだもん」
その言葉が、アクアラインの夜空に弾んで消えていく。
彼女の横顔は潮風に揺れ、街灯に照らされて一瞬だけ大人びて見えた。
「今日はありがとう! これで彼氏とも、もう少しうまくやっていけそう」
……え? 彼氏いたの?
その瞬間、頭の中でブレーキランプが点いたように思考が止まった。
胸に去来したのは驚きとも落胆ともつかない、不思議な感情だった。
笑い話にしてしまえばそれで済む。だが、あの夜の潮風と一緒に、その言葉は妙に鮮明に心に残った。
大学生の彼女と過ごした館山は、未来への不安を分かち合う旅だった。
だが次に足を運んだとき、後ろに乗っていたのはもう少し年上の社会人の女性だった。
彼女は仕事の悩みに押し潰されそうになっていた。
朝から晩まで働き、成果を出しても評価されず、ただ疲労と苛立ちだけが積み重なっていく。
その姿は、かつて自分が社会の歯車に必死で抗いながらも、報われなかった自分の過去を思い出させた。
「未来に怯える大学生」と「今に疲弊する社会人」。
どちらも人が生きていくうえで避けては通れない壁だった。
そして不思議なことに、そのどちらの局面にも、私は館山へと向かっていた。
その日は時間に余裕があるということで、高速には頼らず、ただ下道を南へとひた走った。
初めて館山を目指したときと同じように、五井の工業地帯を抜けたあたりで空気が変わる。
鉄と油の匂いが徐々に潮風に混じり、渋滞も自然と解消され、アクセルを開けるたびに道が伸びていく。
「下道の方が旅らしいね」 彼女がそう呟く。ずっと言い続けてきたことだが、下道には下道の良さがある。
高速を使えば確かに早い。だが寄り道を許す道には、思いがけない景色や出会いが潜んでいる。
そんな無駄が、旅を旅たらしめるのだ。
途中、廃校を改装した道の駅に立ち寄った。
体育館だった建物は今や売店になっていて、棚には地元で採れた野菜や手作りのジャムが並んでいる。校庭だった場所は小さな広場になっていて、そこでは二頭のヤギがのんびり草を食んでいた。
彼女は子どもみたいに笑いながら餌をやり、ヤギが寄ってくるたびに小さく声をあげて喜んでいる。
その無邪気さに釣られるように、私の頬も自然と緩んでいた。
都会で背負ってきた緊張や疲れが、ひとつずつ解けていくようだった。
芸がないかもしれないが、そのあとは保田の海辺にある店で海鮮丼を食べた。
窓の外には青い海が広がり、波がきらきらと陽を跳ね返している。丼の上にはこれでもかというぐらいに分厚く切られた魚が並び、口に運べば潮の香りがそのまま広がるようだった。
腹を満たしたあと、再び下道をトコトコと走り出す。
アスファルトの熱も、潮風のぬめりも、そのときは心地よいBGMにしか思えなかった。
ゆっくりとした速度で流れていく景色の中、ただ隣に人がいるだけで、とてつもなく優雅な時間に変わっていった。
昼食を終えた私たちは、異国情緒の漂う館山駅へと足を延ばした。どこか南国を思わせる佇まいに、旅情が一層深まっていく。
売店で買ったピーナッツソフトを口にすると、その濃厚さに思わず目を見張った。ねっとりと舌に絡みつく甘さと香ばしさは、初めて味わう驚きだった。
駅前を後にして北条海岸へ向かう。砂浜を歩きながら、彼女はスニーカーを脱いで波打ち際へ足を浸す。海水の冷たさに小さく声を上げる姿が妙に愛おしく見えた。
つい悪戯心が湧いて、私は海水をすくって彼女の服に軽くかけてみた。
「ちょっと! 濡れるじゃん!」
波打ち際でふざけ合い、互いに水を掛け合って笑っていた。
頬に潮風が当たり、彼女の笑い声が弾む。
——その時だった。
防災無線のスピーカーから、あの旋律が流れ始めた。
「これか、言ってたの!なんか心安らいでいいね」
笑い疲れた私たちは、そのまま砂浜に倒れ込み、並んで空を見上げた。
夕陽は海の向こうへゆっくりと沈み、茜から橙、そして紫へと空の色を変えていく。波のリズムに合わせて、心臓の鼓動まで穏やかになっていく気がした。
「……このあと、どうする?」
何気ない問いかけに、彼女は迷いもなく答えた。
「パーッと飲みたい!」
その無邪気な声が、夕暮れの浜辺に弾んだ。
一瞬、私は困惑した。バイク旅に酒はつきものじゃない。けれど、運転がある以上、アルコールは厳禁。——それが鉄則だ。
頭の片隅で「駄目だろ」と繰り返す声と、胸の奥で「今だけは」という声がぶつかり合った。
そして、ふっと答えが浮かんだ。
——ホテルなら、いいじゃないか。
そう気づいた瞬間、迷いは霧のように晴れていった。
近くのスーパーに立ち寄り、夕飯代わりの惣菜を買い込む。揚げ物や刺身の盛り合わせ、気の抜けたサラダ、そして缶ビールと日本酒。普段なら特に感動もない陳列棚の光景が、このときばかりは宝の山に見えた。
レジ袋を手に提げる彼女の笑顔が、どこか子どものように無邪気で、見ているこちらまで嬉しくなった。
エンジンをかけ、夕闇の中をホテルへと向かう。
テールランプが暗い道を照らし出す。背中に伝わる彼女の体温と、袋の中で揺れる缶ビールの音。
そのすべてが、これから始まる夜を祝福しているようだった。
ホテルに着くと、さっそく外のジャグジーに湯を張った。
缶ビールを片手に、そのまま湯に身を沈める。じんわりと疲れが抜けていくのと同時に、炭酸の苦味が喉を駆け抜けた。
ふと顔を上げると、漆黒の夜空に散りばめられた無数の星が目に飛び込んでくる。
「すごい……」と彼女が息を呑む。
私も同じ気持ちだった。
街の明かりから遠く離れた空は、まるで別世界だった。
手を伸ばせば届きそうなほどに輝く星々を前にして、この身がどれほど小さい存在かを思い知らされる。
日々の悩みも、仕事の憂鬱も、社会への不安も——この空の下では取るに足らないもののように思えたのだろう。
「こんなに綺麗なのに、ちっぽけなことで悩んでたんだな」
彼女が笑う。その横顔を見て、私も笑った。
泡の弾ける音と、遠くから聞こえる虫の声が、二人の沈黙をそっと包み込んでいた。
夕食を済ませ、ベッドに身を投げ出したころだった。
ふと横を見ると、彼女の頬を一筋の涙が伝っていた。
「……私、がんばってたんだね」
小さく呟く声は、今まで押し殺してきた感情の出口のように震えていた。
私は迷わず彼女を抱きしめた。
「自分を本当に認めてくれるのは、自分自身だけ。こうして自分を褒められるのは、本当の強さだと思うよ」
その言葉に、彼女は私の背中に腕を回し、強く抱きしめ返してきた。
言葉以上のものが伝わってきた。
それは「ありがとう」でもあり、「まだ頑張れる」という決意でもあり、そして「いまこの瞬間が救いだった」という気持ちでもあった。
窓の外では、さっきまで眺めていた星がまだ瞬いている。
その光に照らされながら、私たちは静かに夜を受け入れていった。
翌朝、私は彼女を熊谷まで送り届けた。
そこで別れてから、長らく会うことはなかった。それでも今でも、時折近況報告をし合う仲ではある。
この関係をどう言い表せばいいのだろうか。恋人ではない。だが、ただの友人とも違う。
——Forever Loveとは程遠い。
けれど、恋仲ではないからこそ、むしろ永遠に近い関係でいられるのかもしれない。
私自身も、迷うことはたくさんある。
語った二人と同じように、弱音を吐きそうになることもある。
ただ、誰にも打ち明けられない時、私はここを訪れる。
心を預けられる、唯一の安寧の土地。
——それが「第二のふるさと」たる所以。
館山である。
久しくの更新でございます。
意外と皆さんに読んでいただいておりまして心より感謝申し上げる次第です。
さてUNCHAINの方は完結しましたがやはり第二巻以降の内容も掲載してもいいのかなぁともおもったり……色々考えているうちに気がつけばもう五月……早いですね。
そんな私は絶賛自律神経系が狂っておりまして療養中でございますが
意外と時間というのはあっという間でして
やらなきゃ行けないことを全部消化してるうちに療養期間が終わりそうな勢いなんですね
それじゃ療養にならねぇじゃん!
人生の時間は短いなぁ……




