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第22話 獣人奴隷キャロとカリン


タカシは興奮していた。待ちに待った獣人奴隷だ。ロープを力強く握りしめ、何度も後ろを振り返ってその姿を確かめた。美人の奴隷を手に入れた興奮からか、足取りは自然と速くなり、ロープがピンと張る。獣人の奴隷たちは遅れまいと早足でついてきた。


家に着くと、タカシはシャロンとセルマに自慢した。


「獣人族の奴隷を手に入れたぞ!」


まるで子供が大きな獲物を釣り上げたのを自慢するようだった。シャロンとセルマは突然の出来事に驚いていたが、セルマは獣人族の奴隷を見て、少し険しい顔をしていた。


タカシの興奮は収まらなかった。いつもより大きな声で「シャロン、夕食にしよう!」と叫び、椅子に座る。その時、まだ獣人奴隷を繋いだロープを持ったままであることに気づき、呆然と立っている二人を見て、奴隷の教育がされていないことを思い出した。


ロープを外し、二人に向かって「命令だ、床に座って食事をするんだ」と言った。獣人の娘たちは従順に床に座った。


タカシは配膳された食事を豪快に食べ始めた。シャロンは、獣人奴隷が座っている床の前にパンと野菜くずのスープを置いた。それを見たタカシは、大きな声で「食え、食え!」と食べるよう指示した。


シャロンとセルマはテーブルで食事をしていたが、興奮して豪快に食べるタカシとは対照的に、悲痛な表情を浮かべる獣人奴隷たちの様子に困惑していた。いつもの談笑する食事風景はなく、タカシが食事をする音だけが響いていた。


食事が終わり、タカシはようやく二人の獣人の表情をまともに見た。


「お前たちの名前は?」


タカシの問いに、長髪の娘がカリン、ボブくらいの長さの娘がキャロだとわかった。


二人の頭には大きく垂れた耳があり、腰には尻尾があった。


「カリンは犬人族の村長の娘で、私とは幼馴染なんです」


キャロがタカシの問いに答えた。二人の話によると、獣人族と人族は戦争をしており、その中で二人は捕らえられ奴隷にされたそうだ。タカシは、だから奴隷商に多くの獣人族の奴隷がいたのかと納得した。


タカシは二人に、これからの生活について説明した。


「お前たちは俺に奴隷として買われた。不本意かもしれないが、俺の言うことを聞いてもらう。その代わりといっては変だが、衣食住の面倒は見るから安心してくれ」


そして、食欲を満たした後は性欲だといわんばかりに、タカシは獣人の娘たちの方を向き、大きくなった自分のものを取り出した。


「悪いが、奉仕を頼む」


二人は突然の出来事についていけず、恐怖に顔を歪めた。


タカシとキャロとカリンは互いにどう動くべきかわからず、膠着状態に陥った。双方がその後の展開に悩んでいるようだった。


セルマはこの状況には関わらないよう、わざと明後日の方向を向いている。シャロンはタカシたちの様子をじっと見守っていた。


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