第19話 セルマを美味しく頂く
セルマの悲しい過去を聞いたタカシは、考え込んでしまった。
「セルマを買いに来た商人が、依頼主なんだろ?もしかしたら、セルマを狙った罠だったのかもな」
タカシは真剣な眼差しでセルマに言った。しかし、セルマは表情を変えずに首をかしげる。
「さあ、どうでしょうか。私をヒドラまで使って奴隷落ちさせる価値があるとは思えませんけど……」
「それなら、荷物か……どんな荷物だったんだ?」
タカシの問いに、セルマは記憶をたどるように少し黙り込んだ。
「ヒドラが踏みつぶして、その上に乗っかっていたので確認できませんでしたが……細長い、大量の紐のようなものだった気がします。今となっては後の祭りですよね」
セルマの言葉に、タカシはそれ以上何も言えなかった。しかし、淡々と語られる言葉の裏に、どれほどの絶望と悲しみがあったかを想像すると、胸が締め付けられた。
「ところで、あの商人と喧嘩してまで購入を断ったのは、どうしてなんだ?」
タカシが尋ねると、セルマは少しだけ表情を曇らせた。
「裏事情があったかどうかはわかりませんが、あの商人に買われると、奴隷の立場を利用して虐められそうだったので……必死に抵抗しました。奴隷商の主人には申し訳なかったですが」
タカシは、セルマの言葉に深く納得した。
「セルマ、お前の過去を全部解決してやれるわけじゃない。でも、できる限り大切にしたいと思っている」
タカシは素直な気持ちを口にした。セルマは何も答えなかったが、その表情は少しだけ和らいだように見えた。
その後、二人はもう少し狩りを続けてから、家へと帰ることにした。
セルマはいつも自然体で、とても話しやすかった。シャロンとの仲も良好なようで、タカシは安心していた。
迷宮での狩りも順調だった。経験豊富なCクラス戦士であるセルマは、様々な冒険の話を聞かせてくれたり、狩りの効率的な方法や武器の使い方について考察を述べてくれたりした。タカシは、セルマとの会話を心から楽しんでいた。
特に、迷宮で一緒に狩りをしていると、タカシはセルマに心からの感謝を覚えた。
セルマが体を大きく動かすたびに、奴隷服から筋肉質の胸がこぼれ落ちることがあった。シャロンほど大きくはないが、その立派な胸と頂に乗った桜色が、真面目に頑張るタカシへのご褒美のように感じられた。
タカシは、そんなセルマの姿に、心の中で感謝するしかなかった。
そして、セルマを迎え入れてから十日が経った。シャロンと初めて肉体関係を持ったのがちょうど十日目だったことから、セルマも十日目に抱くと決めていたのだ。
タカシの緊張は、セルマにも伝わっているようだった。いつもならたわいもない会話を続ける二人も、今日は言葉数が少ない。タカシは九層まで下り、安全地帯に着くとすぐに実行に移すことに決めた。これ以上、緊張に耐えられそうになかったからだ。
「セルマ、壁に手をついてくれ」
タカシの指示に、セルマはすぐに意図を察した。素直に壁に手をつき、お尻を突き出す体勢をとる。しかし、タカシの行動はセルマの予想とは違うものだった。
タカシはセルマとは反対側を向き、床に座り込んだ。そして頭をセルマの股の下にくぐらせ、股間に吸い付いた。
「ちょ、ちょっと待って……」
予想外の行動に、セルマは思わず声を上げた。しかしタカシは気にせず、いつものセルマの奉仕以上の舌さばきで彼女に奉仕し続けた。
セルマは、タカシの強めの圧と巧みな技術に抵抗できず、あっという間に絶頂に達した。腰から崩れ落ちた、その場所にはタカシのものが待ち構えていた。タカシは待ってましたとばかりに彼女を突き上げた。
タカシはセルマとの初めてを、作戦勝ちの完勝で飾ることができたのだった。
しばらくの間、勝利の余韻に浸っていた。
セルマの胸を優しく撫でる。タカシの胸に顔をうずめているセルマもまた、その余韻を楽しんでいるようだった。
体格の大きなセルマがタカシに甘える姿は、なんとも愛らしく見えた。タカシが彼女の髪を撫でると、もっと撫でてほしいとでも言うように、嬉しそうに身を寄せてくる。
セルマは体格も良く、戦闘技術も高い。しかしその強さとは裏腹に、とても甘え上手で可愛い仕草を見せるのであった。




