2-60 人造聖剣ロドリゲベルクゴールドⅡ
そしてついに、人造聖剣ロドリゲベルクゴールドⅡが完成した。
真美子はロドリゲベルクさんに使い方を教わって、説明書までもらった。
その人造聖剣は、覇者の剣Ⅷと同等の基本性能を持っているという。
その他に、剣の柄に埋め込んだダイヤの種類ごとに剣の攻撃属性が変わる。
ブルーダイアモンドは、水か氷の攻撃剣
グリーンダイアモンドは、風の攻撃剣
イエローダイアモンドは、光の攻撃剣
レッドダイアモンドは、炎の攻撃剣
ブラックダイアモンドは、闇の攻撃の無力化する剣
ホワイトダイアモンドは、浄化の剣
早速、俺と真美子は”勇者試練のダンジョン”で試し切りをした。
真美子は、体に魔法処理されて強化されている満田ニュウム製のゴーレムもスパスパ切った。
外装がオリハルコンのゴーレムでさえ、1撃だった。
俺も欲しい。
「真美子、すごい剣だな!」
「ええ、凄いわ。テツさんも作ってもらえばよかったのに。」
「そうだな、失敗したかもな。でも、また材料取りに行くのはちょっとな。」
「そうね。特に竜の国には、行きたくないわ。」
そしてその後、俺と真美子は”勇者試練のダンジョン”でレベル上げにあけくれた。
俺は、真美子のレベルの上りが速いのでちょっと焦り、”勇者試練のダンジョン”に籠る時間を長くした。
もちろん、息抜きもしたり、愛美さん達と旅行に行ったり、ギルドのクエストを、たまにやってみたりした。
◇
そして、真美子がLV3314になった。
妖精王女シルダファンはLV2702、彼女のレベル上げをしたが効果が薄い。あの小さい体では厳しいのだろう。
もう妖精合体させても、真美子はLV3314のまま。
このまま呼び出す機会が無いのに、妖精王女シルダファンを縛っておくのは可哀そうだ。最初の契約の時、レベル差で従わせたからな。
俺は、妖精王女シルダファンとの契約を破棄して自由にすると告げた。
「シルダファン今までありがとう。」
「私からもありがとう。シルダファンさんには妖精合体で何回も助けてもらったからね。感謝しきれないわ。」
そうだ、助かった。
「テツ殿と真美子よ、わらわは其方たちと戦えてよかったぞ。妖精の城にいるより退屈しないで済んだわ。」
「それは良かった。俺はてっきり嫌々手を貸していたと思ってたよ。」
「そんなことはないぞ。わらわのレベルが、もっと上がってくれればまだまだ付いて行ったのだが。残念じゃ。もう、努力してもレベルがあまり上がらん。」
そうか嫌々契約していた訳じゃなかったんだな、良かった。
「これからは、妖精国でいい男でも見つけて幸せにな。」
「それは、酷な話じゃの。テツ殿の強さを見せられては、如何にイケメンと言えど弱い者はくすんでしまう。」
え、そうなのか、シルダファンはイケメンは特に気にしないのか。
「そ、そうか。俺、もしかして、シルダファンから見ていい男なのか?」
「いや、外見はちょっと不服じゃ。だが、テツ殿は強い。わらわも真美子みたいに守ってほしい感じじゃ。」
外見はダメか、まあ、イケメンは女を引き付けるのには最強だしな。
「そうか。まあ、俺はイケメンじゃないから仕方がないな。」
「テツさんは、そんなにイケメンとかこだわらなくていいわよ。それに、シルダファンさん、テツさんはあげないわよ。」
真美子は優しいな。イケメンとかこだわらないし。
「そうじゃな。あれだけ、キスとか見せつけられたのだから、わらわの入る隙は無いのじゃ。」
「あれ、俺達、そんなにシルダファンの前でキスしたっけ?」
「いや、2回じゃ。しかし、その1回が妖精合体した時にキスしたのじゃ。わらわも一緒だからあの感触が忘れられなくてな。」
あ、そうか、金髪の真美子とキスしたくて1回やったんだ。
「そ、そうか、妖精合体時だと、シルダファンにもキスの感触が行くんだったな。これはすまなかった。」
「いや、とてもとろける感触で、気分が良かったぞ。そうじゃ、契約を切る前に、真美子と妖精合体したわらわにキスしてくれまいか?」
それくらいいいだろう。だって真美子にキスするんだから。
「真美子どうする?いいか?」
「そうね。シルダファンさんには、色々お世話になったし。それに私の体でキスするんだし。いいわ。」
「それじゃ。頼むぞ。真美子。」
「はい。」
そして、私とシルダファンは妖精合体をした。
おお、金髪真美子やっぱいいな。もっとこの状態でキスしておけばよかった。
裸で金髪になった真美子を俺は抱き寄せる。
「あ。」
そして、軽く唇を当ててから離し、もう一度唇を合わせた。
「んん。」
俺は舌を真美子の口の中に入れる。
くちゅ。
真美子も舌を絡める。
ねちゃ。
「ん。」
真美子はいつもより激しく舌を絡めだした。
くちゅくちゅ。
「んんん」
くちゅんくちゅん。
真美子は更に俺の抱き寄って胸を押し付けた。
「はん。」
ねちゃん。
更に真美子は舌をくねらかす。
俺も真美子の舌に呼応して舌を絡める。
くちゅくちゅ。
「んん。」
俺と真美子は、しばらく呼吸も忘れるほど口と舌を貪りあった。
「あ、はんん。」
そして、離れてしばらく見つめ合った。
ずいぶん積極的だったな、真美子は他の女性に見られた?方が燃えるのか?
◇
妖精合体を解除したあと、逆にシルダファンは、契約続行を主張してきた。
キスの感触がよかったらしい。
しかし、最終的には契約を打ち切ることになった。
「それじゃこれで、契約は解除だ。」
「残念じゃのう。」
「シルダファン、連絡の宝石渡しておくよ。何か危機があったら使ってくれ。俺は必ず助けに行く。」
「そうよ、私も助けに行くわ。」
「わかったのじゃ。それではさよなら。テツ殿と真美子。」
そして、シルダファンは転移で妖精の国に帰って行った。




