2-59 ガーターベルト
人造聖剣作成の不足材料がそろった。
俺と真美子は人造聖剣のオーダーメイドをする為、ドワーフの町に向かった。
人造聖剣を頼んだら、ロドリゲベルクさんは快く引き受けてくれた。
完成するのは3ケ月後。
真美子の剣を1本のみ頼んだ。俺が持ってたら目立つだろ。
その後も魔王を倒すため、俺と真美子は”勇者試練のダンジョン”でレベル上げを毎日した。
ある日、真美子が言い出した。
「テツさん、たまには何処か連れて行ってよ。」
珍しく甘えた声で言ってくる。俺は何処かないかと考えた。そういえば劇とか見に行って無いな。デートでは定番なのに。
「そうだな、中央国家の劇場はどうだ?」
真美子はちょっと渋い顔をしたけど
「そこ連れて行って。」
と俺を見つめて言ったので、俺は答えた。
「わかった、明日行こう。」
◇
真美子は珍しく、朝早く起きておめかしをしていた。
そして、服はピンク色のワンピースを着た。
俺の好みを分かっているよ。さすが俺の妻。
「お、やっぱり真美子はピンク色がいいな。キスしたくなっちゃうよ。」
「キスはまだダメよ。それより、劇場に向かいましょう。」
「そうだな。行こう。」
真美子は馬車で行こうと言ったので馬車を読んだ。
ガタン、ゴトン。
馬車はが劇場に進んだ。
「たまには馬車もいいわよね。テツさん。」
「そうだな、ゆっくりできるな。」
「そうよ。休みを取るときは、ゆっくりしなくちゃ。」
「ああ。」
劇場に着くと、人が沢山並んでいた。
人気がある劇なんだな。
誘導係が優秀なおかげで、あまり待たなくて劇場に入れた。
そして、俺と真美子は、劇場の客席に座っている。
今日の劇は”勇者と女剣士の恋”。
劇の内容は、
大国に勇者が召喚されて、勇者が大魔王を倒すため旅に出かける。
その旅の補佐として、女剣士と僧侶が一緒に行く。その頃の勇者は弱くて女剣士に馬鹿にされた。
しかしその後、勇者は努力して強くなった。
みるみる強くなる勇者を見て、女剣士は勇者に惹かれていく。
しかし、旅の途中の小国の姫を勇者が助けて、勇者とその姫が婚約した。
魔王を倒したら勇者と姫が結婚する約束になった。
女剣士は、自分の思いを言えなくて後悔してた。
そして、勇者、女剣士、僧侶はまた、魔王を倒す旅に出た。
その途中で、僧侶が死に、勇者と女剣士は二人で旅をする事になった。
旅の途中、僧侶が居なくなって女剣士は、歯止めが効かなくなった。
女剣士は勇者を誘惑した。勇者はそれに答えて結ばれた。
勇者は本当は女剣士が好きだった。姫との婚約は破棄すると言った。
女剣士はそれを聞いて喜んだ。
その後、また、2人で魔王を倒すために旅に出た。
劇の見どころは、女剣士が勇者を誘惑するシーンだな。
女剣士が付けてたガーターベルトとニーソックス、そしてすぐ取れたひもの付いたパンティ。
あれは良かった。是非俺も誘惑されたい。
真美子に今晩やってもらおう。
◇
その後、真美子と町を回り女性の下着店に誘導した。
「真美子、下着買ってあげようか?」
「そうね。でもテツさん、でもなんで買ってくれるの?」
「いや、今日の劇で女剣士が付けてたガーターベルトとニーソックスだっけ?あとひもパン、あれを真美子に付けて欲しい。」
俺は、ストレートに言った。
真美子なら付けてくれるだろう。
「わかったわ。一緒に入りましょう。」
よし、OKだ。
その下着店に入ったら、とても多種の下着があった。
あのスケスケとか、真美子に付けてもらいたい。
とりあえず、劇と同じ形と色のガーターベルトとニーソックス、ひもパンをかごに入れた。
その後真美子は、高価そうな下着の方を見ていた。
俺はふと、右に目をやると、そこには穴が開いた下着があった。
いいなあれ、昔AVの女性が付けてたよ。
「真美子、あれいいな。あれ付けてよ。」
と俺は真美子の腕を引っ張り、その下着の前に連れて行った。
真美子は周りの女性客をキョロキョロ見始めてその後言った。
「テツさん、そんな下着買ったら、このガーターベルトも付けないわよ。」
「そ、それは困る。」
「それより、あっちの綺麗なの買ってよ。」
さっき、真美子が見ていた高価そうな下着を指さした。
「あれ、高くないか?」
「買ってくれないなら、このガーターベルト付けないわよ。」
それは困る。
「わかった、買ってあげるよ。」
「じゃあ、テツさんあれね。」
「はいはい。」




