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今日も今日とて、姉によく似た小生意気な姪っ子は何やら思うところがあるようで、さっきから刺さるような視線をこちらに向けている。
「……おじさん、せっかく定職に就いたのに毎日は来ないんですね」
「いや、ただの外部講師だから。別に定職じゃないし、そもそも毎日とか俺に働けるわけないだろ? 譲歩に譲歩を重ねて週一が限度だわ」
「ダメ人間過ぎる……。みんな、おじさんが毎日見てくれるものだと思ってたからガッカリしてましたよ」
「そりゃちょっと申し訳ないけど、そもそもそのへんちゃんと説明してない学校側に問題あるよな」
「学長はなあなあにして毎日来させたいって言ってました」
「マジかよ。もう一回壁に埋めてやろうかな」
「あと、他の先生たちはおじさんの教えることが学校の教育指針とズレるから困るって嘆いてました」
「あー、そのへんあんまり考えてなかったな。悪いことした」
「ルイ先生は劣った人間が淘汰されるのは自然の摂理だから無駄に生存率を上げる必要はないって主張して他の先生に怒られてました」
「だから、思想が強すぎるって」




