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今日も今日とて、姉によく似た小生意気な姪っ子はなにやら随分とやる気に満ちた様子で我が家の扉を破壊した。
「おじさん! 個人指導を要求します!」
「だから扉壊すなって。んでなに? 個人指導?」
「はい! 模擬戦でも何でもいいので鍛えてください!」
「別にいいけど、急にどうしたよ」
「おじさんがクラスメイトに入れ知恵してから妙にみんな模擬戦でしぶとくなってるんです。今日なんていよいよ攻撃を防ぎきられちゃいました」
「へぇ、凄いじゃん」
「む、元はと言えばおじさんのせいですよ。それに別に凄くないです。ただ防御一辺倒でずっと受け流したり躱したりしてるだけなんだから」
「でも、これまでと違って負けてないんだろ? だったらやっぱ凄いじゃん。圧倒的に差がある相手を止めてるってのは見た目以上に凄いことなんだから」
「なんですか、みんなの肩を持つんですか。大体そんなのでいいなら私だって止めるの得意ですよ! 息の根とか!」
「こんな化け物と対峙して生き残ってる時点でやっぱ才能あるよ」




