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今日も今日とて、姉によく似た小生意気な姪っ子は、今日の講義に思うところがあったようでいつもに比べても豪快にうちの扉を蹴破るようにして開けた。
「おじさん!! よくも私に恥をかかせてくれましたね!!!」
「よかったじゃん。大怪我する前に恥かくだけで済んで」
「よくない!! どうしてくれるんですか! 私の才色兼備な天才のイメージが壊れてしまったじゃないですか!!」
「傲慢不遜な狂人のイメージの間違いでしょ。それに俺に負けたくらいでお前が弱いなんて思うバカはあのクラスにいないだろ」
「それはまぁ……そうかもですけど。でも、それにしたってずっと思ってたなら言ってくれたらよかったじゃないですか!」
「ああいうのは言われただけじゃピンと来ないからな。才能があってこれまでろくに負ける経験がなかった奴はとくに。そのうち機会は作るつもりだったのが、ちょうどいい機会が向こうから舞い込んできたから乗っかったんだ。おかげでこっちの伝えたいことも楽に伝わったし一石二鳥だったよ」
「むぐぐ……。納得はできるようなそれはそれとしてムカつくような……」
「まぁそう言うなよ。そういやなんか好きそうなゲーム売ってたから買っておいたんだけどやる?」
「しょうがないですね。許してあげますよ」




