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今日も今日とて、姉によく似た小生意気な姪っ子……ではなく、どういうわけか姪っ子の通う学校の学長様がわざわざうちにやって来た。
「お久しぶりです、ってほどでもないですけど魔法祭ぶりですね。元気にしてました?」
「うん。君に壁にめり込まされた以外は怪我の一つもない健康な生活を送れているよ」
「それはよかったです。で、急にどうしたんですか。こんなとこにわざわざ貴方が足を運ぶってことは何か話があるんですよね」
「……うん、まぁいいけどさ。……今日は君にお願いがあってね」
「お願い?」
「実は、最近君に外部講師として指導をお願いしたいって声が保護者から来ていてね」
「……はい? なんでそんなことに……」
「うん。どうにもメイさんが職業体験で君とドラゴンの討伐をしたことをクラスで話したことがきっかけみたいだよ。学校でも実技においては間違いなく一番優秀な彼女が手放しで褒めたたえていたらしい」
「マジですか。家帰ってきたら揶揄ってやろっと」
「やめなよ大人げない。それで、お子さんから話を聞いた保護者の方たちの中で龍狩りの指導をぜひって声が出たらしくて。気づいた頃には龍狩りが外部講師として入って来るって話になっちゃってた」
「えぇ……」
「その話が凄い色んなとこで広まってるみたいで入学希望者も凄い増えてるんだよね。ここでそれは間違った情報だなんて言ったら入学希望者いなくなっちゃうかもしれないから本当にしたいんだ。……どうかな?」
「……いや、無理ですよ。めんどくさいですし。働きたくないですし」
「そっか……。ところで、あの魔法祭での件、まだ君のお姉さんには話してないんだけど……」
「喜んでお手伝いさせていただきます」




