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今日も今日とて、姉によく似た小生意気な姪っ子はどうやら明日の校外学習が随分と楽しみなようで、さっきから宿題を放り出して明日のしおりを見るのに夢中になっている。
「途中で決まった範囲内を自由に見学してもいい時間があるんです。ゲーム開発の裏情報なんかの展示もあるみたいなのでどうやって効率よくまわるか考えておかないと」
「それはいいけど宿題もちゃんとやりなよ」
「なんでそういう盛り下がること言うんですか? 今日は忙しいだろうから代わりに宿題やっとくよ、くらい気の利いたこと言えないんですか?」
「言うほど気が利いた言葉かそれ。というかしおり読み込むのはいいけど、明日の準備ちゃんとできてんの? うっかり忘れ物して楽しめないとかなったら目も当てられんだろ」
「愚問ですね。明日のお弁当と飲み物以外は準備バッチリです」
「弁当どうすんの?」
「お母様が準備できるわけないじゃないですか。おじさんはほんとに気が利きませんね。適当に買って済ませますよ。幸い周囲は昼食の調達には困らなそうな土地ですし」
「と、思ったのでこんな感じのを用意するつもりだ。朝、取りに来るの忘れるなよ?」
「…………ありがとうございます」
「気が利くだろ?」
「そういうところですよ」




