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今日も今日とて、姉によく似た小生意気な姪っ子は何やら楽し気に冊子を片手に浮足立った様子で扉を開けた。
「おじさん、今年の校外学習はゲームを作っている商会に行けるみたいです」
「あー、言われてみればそんな時期か。良かったな」
「みんなすごく喜んでました。でも、ルイ先生はそんな低俗なものに現を抜かしている暇があるなら魔術式の一つでも覚えるべきだって嚙みついてました」
「ルイ先生? 誰だっけ?」
「教育実習の先生です」
「あぁ、思想が強い子か」
「周りが喜んでるのに盛り下げるようなことを言うのは許されないので理解らせておきました」
「もっと思想が強い奴いたわ。つーか教育実習生とはいえ教師相手に何やってんだ」
「まぁいいじゃないですか。反省文書くだけで気に入らない相手を殴れるなら安いものです」
「反省文の意味分かってないなこいつ」




