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今日も今日とて、姉によく似た小生意気な姪っ子はどうにも学校で面白いことがあったらしく、家に帰ってくるや否や「面白い話があります」とアホみたいにハードルを上げる前置きをした。
「変な人が学校に来ました」
「あんま笑ってる場合じゃなさそうな話なんだけど。というか不審者情報が娯楽になるくらい学生って娯楽に飢えてるの?」
「あ、いえ、そうではなくて。将来、先生になりたい学生が授業の一貫でしばらく担任の先生の代わりをするみたいで」
「あぁ、教育実習か」
「はい、それです。それに変な人が来ました」
「変ってどんな風に」
「まず、劣った人間は淘汰されるべきという思想です」
「初手から重すぎない?」
「でも、その先生自身が本人曰く劣っている方みたいなのでずっと死にたいって言ってます」
「そんな奴が教師目指すな」
「幼少期のうちから劣った人間にならないように正しく教育を施すことで優秀で淘汰されない人間を育てるために教師になりたいみたいです」
「最終的な結論はそこまで悪くないはずなのに過程がテロリスト過ぎる」




