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今日も今日とて、姉によく似た小生意気な姪っ子は職場体験先で冒険者を殴るとかいう普通に考えてやっていいわけのないことをやらかしていたのでその尻拭いをすることになった。
「悪かったよ、ブロー。俺の姪っ子が迷惑かけたな」
「──なっ!? ……こ、このガキお前の……ってことはまさか……っ」
「俺の姉さんの娘ってことだな」
「……っ!? ……マジかよ。…………いや、いいんだ。俺もはしゃぎすぎた。……悪かったよ」
「素性が分かった途端これとは。とんだ小物ですね」
「おい、バカなこと言ってないで早く謝れ」
「!? ど、どうして私が……!」
「会話を放棄して人殴っておいてどうしてもこうしてもあるか。おい、ブロー。お前もなんか勘違いしてるっぽいけど、別に俺はこいつに身分を笠に着さすつもりはねえ。お前が誤るべきはこいつじゃなくて絡んだ新人の子だし、お前は少なくとも殴られたことに関しては被害者だ。……分かったな?」
「でも、このおじさんは色んな人に迷惑かけてて……」
「だからなんだよ。お前が殴っていい理由にはなんねーだろ」
「…………むぅ。…………急に殴ってごめんなさい」
「俺からも、本当に悪かったよブロー。許してくれなんて言わないけど、ひとまずこれでけじめってことにはさせてくれないか?」
「お、おう。もちろん、俺は全然……お貴族様と揉め事にならねえならそれで。……ルーキーに面倒な絡み方しちまったのも謝っておくよ。飲みすぎも控える」
「ありがとな。頼むぜベテラン、新人の見本になる様を見せてくれ」




