↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まだおっさんじゃない冒険者と小生意気な姪  作者: 日暮キルハ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/66

45

 今日も今日とて、姉によく似た小生意気な姪っ子は結局職場体験の希望先を俺がお世話になってるギルドにしたようで、どういうわけか俺はギルドからの呼び出しを受けていた。


「で、なにやったの」


「どうして私が何かしでかした前提なんですか」


「保護者が呼び出されるなんて基本何かやらかした時だけだからな。で、ほんとに何やらかしたの」


「別にまだなにもしてないですよ。ちょっと生意気な冒険者を理解(わか)らせてやっただけです」


「やってんじゃねーかボケ」


「いや、違うんです。なんか初心者っぽい人に絡んでるおじさんがいたんです。同じ冒険者として放っておけなかったので注意しようと思って声をかけました」


「そんな自分から厄介ごとに首を突っ込むような真似を……。で、なんで揉め事の仲裁が暴力になるんだよ」


「なんか会話が成立しなかったので殴って黙らせました」


「注意されるべきはお前なんだよなぁ……」


「でも、結局言葉より暴力の方が早いですし。それに絡まれてた人とか受付嬢さんからは感謝されましたよ。普段から素行が悪い人だったみたいで。私、結構冒険者向いてるかもしれないですね」


「冒険者以前にその思想は人に向いてないよね。で、その殴り飛ばした素行不良のアホはどこに?」


「医務室で寝てると思いますけど、それがどうかしたんですか?」


「そういう連中は放っておいたら数集めて復讐とかやりかねないんだよ。だから面倒なことになる前に双方納得いくように話は通しておいた方がいい。たぶん俺が呼ばれたのそういうことだろうし」


「復讐なんて野蛮ですね」


「会話を諦めて殴り飛ばした奴の台詞とは思えねぇ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。