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今日も今日とて、姉によく似た小生意気な姪っ子は職業体験の行き場所が決まらないようでうんうん唸って……誰か来た。
「はいはい今出ますよーって、サラさん? どうしたんですか、こんなところに」
「お疲れ様です、ユリウスさん。お休みのところ申し訳ありません」
「全然暇を持て余してたんでそれはいいんですけど……なんか厄介ごとですか?」
「おじさん、それ来客に向けていい顔じゃないですよ」
「いや、だってギルドの職員がわざわざ自宅まで来る時なんて基本ろくな話じゃないし」
「あはは……えーっと、実はぜひユリウスさんに対応いただきたい依頼がありまして……」
「ほら、厄介ごとだった」
「ギルドのお姉さん、頼む相手間違えてませんか? 社不には荷が重いと思いますよ?」
「向かう方向は同じはずなのになんか釈然としない。で、依頼の内容はなんですか? バカ貴族の娯楽目的の依頼とかならお断りですよ」
「実は、ラハル平原で赤龍の目撃情報が寄せられまして」
「あー。……分かりました。俺が対応します」
「なんか楽しそうですね。私も行きます」
「いや、ダメだよ。危ないし」
「じゃあ、職場体験ってことで。いいんですか? 断ったらおじさんのせいで課題ができなくなりますよ?」
「どういう脅し?」




