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今日も今日とて、姉によく似た小生意気な姪っ子はなにやら珍しく悩みごとがあるらしく、さっきからプリントの前でうんうん唸っている。
「なにそれ。……職業体験?」
「はい。今度あるんですけど、どこに行くか迷っていて」
「あー、俺の時もあった気がする」
「おじさんはどこに行ったんですか?」
「王国騎士団」
「騎士になりたかったんですか?」
「いや、家から一番近かったから」
「さすがおじさんですね。時間を無駄にさせたら世界一です。……というか、騎士団の職業体験って毎年ほとんど受け入れないですよね。よくこんなやる気の欠片もない人を受け入れてくれましたね」
「まぁ、スペックは優秀だったし。なんなら職業体験中にこのまま入団しないかって誘われた」
「入ろうとは思わなかったんですか?」
「朝から働くのはちょっと……」
「社会不適合者過ぎる……」




