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異世界の転生者

「アリアーテ、、あのさ、」


「なんですか?ユウ。」


言って良いのか、、、?


いや、決めただろ、言うって!!


俺の意気地なし、それでも男かーっ!!


「実は、、聞きたいことがあって。」


「どうしたんです?何か学院内で分からないことでも?あぁ、、それとも勉強面ですか?」


「いや、、そういうんじゃなくて、、」


どっから言えば良いんだ?!


アリアーテって異世界から来たの?って言うのか?!


答えてくれるのか、そんなので?!


何言ってるんですかって言われたらこの話終わっちゃうじゃんか!!


いや、でも、アリアーテが俺と同じ世界を生きてたってことはほぼ確定なんだ。


新島優、自信を持て!!!




「アリアーテ、、てさ。俺と同じ世界を生きてた、、よね。俺と同じ、日本人だよね。」




「え、、、?」




長い沈黙。


だがしかし、アリアーテはかなり動揺しているように見える。


必死に隠そうをしているけれど、、隠し切れていない。


嘘吐いてゲームやってましたみたいなことだったらまだ動揺なんてしないかもしれないけど、、


これは、次元が違うから。、、、そう、次元が違う。


「ここに写真なんてないよね。『ヤバい』なんて言葉もないし、聞いたけど『サッカー』も『テニス』も『卓球』も誰も知らないって。電子機器っていう単語すらね。」


「っ、、」


「でも、ルナシスが言ってた。幼少期のアリアーテを知ってるって。だから、きっとアリアーテは俺や悠紀みたいなのじゃないんだろ?」


「、、、」


「答えてくれ、、別に、それを知ったからって言い振らしたりしたいわけじゃない。これを聞いて貶めようなんて考えてない。ただ、、ずっと俺は、誰かといて、1人になったことがないんだ。孤独を知らなくて、今、すっごい怖いんだ。だから、、答えてくれ。アリアーテが俺と同じって知るだけで、俺はきっと、少し、、いや、かなり楽になれると思う。自分勝手だというかもしれないけど、、」


アリアーテは静かに俯いた。


言うか言わないか迷ってるのか?


でも、それってつまり、肯定ってことだよな。


ここまで言って、否定する意味なんてないだろ?


「、、、うん。」


「っ!!」


「そうだよ、、日本。私の生まれた国はリベリオの前に、日本だったよ。」


「そ、、か。」


やっぱり、、そうだったんだな。


「新島くんと話すのは楽しくて、ついあっちの世界で話しているみたいにしちゃうの。普通に話してたつもりなのに、たくさんボロが出てたんだね。私、今言われて初めて気付いたよ。」


、、、ん?


新島、、くん?


俺のこと、新島くんって、、


「、、、なぁ。もしかして、俺たち、知り合い?日本人っていうのが一緒なだけじゃなくて、もしかして、、」




「鈴野蒼空。、、、それが私の本名。」

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