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あなたが

「まさかまさか!お久しぶりですね、皇子殿下。大きくなられましたなぁ。」


「ルアン、そうかい?そこまで変わっていないとは思うが、」


「いいえぇ。変わっておられますよ。私の腰くらいだった殿下が今や私より高くなっていらっしゃる。たった数年のことなのに、、子供の成長とは感慨深いものですなぁ。」


「あの、、ルナシス様?ここへは何をしに?まさかアレ、嘘だったなんて言いませんよね?」


「あぁ、勿論だよ。アリアは心配しなくていい。」


「アレとは?」


「実はね。極秘任務にあたっているのだが、、」


「若いお嬢さんお二人を連れてですか?しかも1人は聖女様で1人は国の侯爵家の御令嬢ではないですか。」


「あぁ。そこで、、、、」




「あの看護師を借りてもいいか?」




「あらあらあらあらあらあら、、バレていたようだね。」




「なっ!!さっきまでいなかったのに、、、!」


「誰だ?!」


「君だろう?魔王、、コリエンティー。」


「殿下?!まさか、、極秘任務とは、、」


「いやぁ、中々楽しかったよ。殺すことしかしてこなかったから、看護師の女に化けて人間の日常生活を送ってみたが、、これで分かったこともある。やはり人間は弱いのだな。そなたが来てくれたこと、私はこれから何が起こるか楽しみだ。」


「、、ルアン。下がって。」


「あぁ、その心配はいらないよ。なぜなら、、そなたたちが移動するのだから。」




ドスッ


「うっ、、ここ、どこ、、、?って、なんて禍々しい雰囲気なの?」


「アリア、イオラン公爵令嬢。大丈夫かい?」


「私は大丈夫です。」


「私も平気だけど、、っていうかここどこだし、、マジありえない、エティーったら私にこんなことして、、絶対後で許さないんだから、、」


う〜ん、、あの、聞こえてますよ、悠紀さ〜ん。


でも、やっぱり「エティー」って、、誰だろう?


流石に魔王とか、、言わないよね?


「起きたかい?意外と長く眠っていたね、その硬い床は気持ちが良かったかな?」


「そんなことっ、、、!」


「アリア。」


「っ、、」


「それではユキ・イオラン。聖女として、、役目をお願いします。」


「ぅっ、、封印ってなにすれば良いのよ、、やり方知らないし、、エティーって魔王なんでしょ?私が敵うわけないし、、別にエティー封印したいとか思ってないし、、」


なんかゴニョゴニョ言っているけど。


、、、でもやっぱり聞いてないんだ。


あの魔王を封印なんてできるわけがない。


そう、悠紀を試しているのだ。


ここでルナシス様が判断し、その後、、私の戦いは始まる。


でもこんなのを見ると、始まる前からルナシス様は判断するだろうな。

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