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場所

「それでは行こうか。」


「で、殿下?本当に3人だけで行くんですか?」


「なんだい?不服?」


「いいえ?アリアーテがいるのは都合が良いから良いですけど、私、聖女ですよ?万が一怪我でもしたら、」


「怪我をしたら治せば良いだろう?聖女はそもそも少ない魔力で魔法を発動できるのに加えて、魔力量が多いからね。魔力切れの心配はいらないよ。」


「それはそうでしょうけど、、なんで私がエティーと、、」


「ん?」


「ユキさん?エティーとは、、誰ですか?」


「えっ?!え、あ、アリアーテには関係ないでしょ?」


「僕は気になるな。教えてくれる?」


「な!!、、じょ、女性には秘密の一つや二つ、あるものですよ。無理矢理聞くなら、それ、パワハラ!」


「パワハラ?それはなんだい?」


いや、、それ、今ここで出す?


ルナシス様に分かるわけないじゃん。


「あぁー、、もう良いです!騎士とか連れてこないんですか?!」


「人数が多いと困るんだよね。」


「チッ」


うわ、またルナシス様の前で舌打ちした!


度胸ある、、それとも馬鹿なだけ?




トントントントン


「はい、どちら様でしょうか?数字をお呼びしますので少々お待ちいただけると、、」


「リベリオ皇国第一皇子のルナシス・リベリオです。」


「えっ、、えぇ?!な、なぜこのようなところに皇子殿下が?!お、おお、お茶、出しますね!」


「お構いなく。」


ルナシス様、、なんでこんなところに?


ここは、街で一番有名な病院らしい。


患者も数人いたが、ルナシス様はそこを突っ切って、診察室に入っていった。


そこには1人のナースさんが。


おそらく次の患者の準備をしていたのだと思う。


やりかけの片付けが視界に見える。


「ここの医者はどこですか?」


「先生なら今、隣の診察室で他の患者様を診ているところでございます!す、すぐにお呼びしますね、、」


「いいえ、大丈夫ですよ。丁度良かった、実はあなたに聞きたいことがあるのだが、」


「な、なんでしょう?私に答えられることならなんでも、」


「ありがとう。実は、ここの医者に最近、変わったことはなかったかを聞きたいんだ。実は最近、近くで魔王の目撃情報が出ていてね、」


「ま、、、、ままま魔王?!ま、魔王って、あの、魔王コリエンティーですか?!」


「あぁ。」


「、、まさか、先生がその魔王、、と、疑われているのですか?」


「実は、そうなんだ。国の力を利用して色々と調べたんだ。」


「す、すごいですね、、でも、先生に最近変わったことはありませんよ?何年か前からお仕事させてもらっていますが、患者思いでお優しい方で、どこも変わっておられません。」


「そうか。後で先生と話したいから、伝えておいてくれないか?」


「しょ、承知しました!」

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