表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/89

接触

「イオラン公爵令嬢はいるかい?」


「まぁ!第一皇子殿下だわ。ユキさん!殿下がお呼びですわ!」


「流石ユキさんだわ、、皇子殿下のお目にも止まっていらっしゃるなんて!」


「聖女様だからってだけではきっとないわ。」


「殿下〜!お久しぶりですね、!」


「そうだね。実はこの後2人っきりで話したいんだけれど、、どうかな?」


「勿論ですっ!」


アリア、、、


確かに感じる。


ユキ・イオランからの重たい雰囲気が。


聖女とは僕たち光属性の魔法とは少し違う魔法を持っている。


聖女は僕たちの魔法も使えるが、普通の光属性を持つ人は聖女の使う魔法が使えない。


聖女は特別な存在なんだ。


この国だけじゃない。


大陸の中でも珍しい人材だというのに。


もし、、本当に聖女ユキが魔王の手に落ちていたのだとしたら。


僕はどうする?


周りの目もある。


、、、そうだ。




「私とお話ってなんですかっ?!しかも2人っきりなんて!」


「うん。これはまだ誰にも言っていないことだから、他言無用でお願いするが良いかい?」


「勿論です!」


はぁ、、、やっぱり、チョロ。


エティーが私に教えてくれたことは、私がもうアリアーテや皇子、レオシア様に魔王との契約者だと疑われていること。


どんだけ頭良いんだよ!


察し良すぎでしょ!


とか思ったけど、、やっぱり証拠、ないもんね。


しかも私、聖女だし。


私ってつくづく思うけど、運良すぎだよね。


前の世界でも手に入れたいものは全部手に入れてきたし、


この世界でも私が中心。


私がこの国を離れたら困るのは特に皇族だから、皇子は私に容易に手出しできないでしょ。


人のもの奪うのって、なんでこんなに楽しいの?!


快感が、、私を包み込んでくれるの!!


「実は、、最近この学園を取り巻くものがあるんだ。」


、、、あれ?


直球で私に言っちゃうの?


私のこと疑ってるんじゃないの?


あぁ、もしかしてアリアーテたちにはあんなこと言ったけど、本当は私のこと全く疑ってないから、教えてくれてるの?


それだったら楽なん


「だから、聖女の君には魔王の封印に手を貸して欲しいんだ。」




、、、は?




「殿下?何を仰っているのかよく分からないんですけど、」


「イオラン公爵令嬢、最近は貴族のマナーも身についてきて、良いですね。このまま貴族に馴染んでいけば社交界でも心配はありませんね。あなたは聖女ですから、聖女の仕事を精一杯やっていただきたい。」


「、、、はい?」


「まだ僕が何を言いたいか分かっていないかい?」


分からないよ。


私に、、は?




「魔王の封印。聖女の役目です。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ