知られる
「聞きました?レイ侯爵令嬢のこと。」
「えぇえぇ勿論ですわ。」
「少し怖いですわよね。」
「最近元気ではなかったように思えますわ。もしかたら闇属性の力に取り込まれたりなんて、、」
「、、、あまり近付かないようにしますわ。」
「そうね。」
「聞いたろ?あの話。」
「ルークアン殿下の他にもいたんだな。」
「レイ侯爵令嬢って、、第一皇子殿下と仲がよろしい人ですよね。」
「正反対だな。殿下は光属性で令嬢は闇属性、、」
「殿下はどう思われているのかしら。」
「ユキさん!お気をつけくださいね、、どこかレイ侯爵令嬢はユキさんに冷たい気がしますわ。何かされたらすぐに私たちに!」
「えぇ、そうですわ!ユキさんに何かあってからでは遅いもの!」
「ありがとう皆、、」
「席もお隣ですし、、授業中、気になって仕方がありませんの。」
「ふふっ、大丈夫大丈夫!アリアーテはそんな子じゃないから!」
「まぁ、、なんてお優しい方なのかしら、、!」
「流石聖女様ですわ!」
ふふっ
これからが楽しくなりそう。
「アリアーテ。」
「ルナシス様、、」
「大丈夫かい?」
「えぇ。、、、ルナシス様、ありがとうございました。」
「え?」
「ルークアン殿下との婚約。ルークアン殿下はお優しい方です。親切であぁ言ってくださったんでしょうけど、」
うぅん、、割とルークアン殿下は本気だと思うけどな。
「それでは逃げているのと同じですから。私らしくないと思いまして。」
「、、、ふっ、そうだね。アリアーテが逃げ腰だと思わず笑ってしまうからどうか辞めておくれ。」
「なっ、、、!最近は優しいと思っていたのに、、ボソッ」
「、、、アリアーテ。」
「はぁ、、今度はなんですか?」
「アリアと呼んでも良いかい?」
「、、、え?」
「なんだ、ダメなのか?いや、ダメとは言わせないよ。決闘に勝って君を守ったのは僕だからね。」
「うっ、、」
ちょっとこれは卑怯かな。
でも、、、
「しかも、そろそろ良いんじゃないかと思って。だって、ロナルド令嬢はまだしも、イオラン公爵令嬢とも愛称呼びをしているじゃないか。僕の方が先に出会っているというのに、、あぁ、そうなるとロナルド令嬢もか。」
「で、出会った順は関係ありませんわ!」
「じゃあ親密度?だったら僕たちは良いんじゃないのかい?アリア。」
「へっ、、え、あ、え、、えっと、」
「あ、どうせなら僕のこともルナと言ってくれても、、」
「遠慮しておきます!!!」
あぁ、、廊下は走ってはいけないよ。
やっと、だ。




