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待て

「アリアちゃ〜ん!!レオ〜!!」


「アリア、レオ、久しぶりだね。体は?!崩してないよね?」


「えぇ、勿論よ。」


「父さんも母さんも心配しすぎー。」


「さっ、二人とも。先に昼食を取りましょう?」




「お嬢様!お久しぶりですね!」


「あっ、ベラ!久しぶり〜!」


「以前よりもお綺麗になりましたね!」


「えっ?夏休みまで数ヶ月しか経ってないのに、、、嘘は良くないわ。」


「ふふ、嘘ではございませんよ。本当です。好きな方でもできましたか?」


「私が好きな人なんてできるわけないじゃない。」


「えぇ、そうですか?お嬢様なら沢山の殿方からアプローチを受けているのではございませんか?」


「そんなものないわよ。」


、、、というか、私、、何歳だと思ってるの、、、?


21歳+15歳で36歳よ??


そう簡単に恋愛感情なんて持てないというか、、


前世でだって、恋をしたのは一度だけだし。


「この後はどうされますか?」


「そうね、、ずっと学園の寮で生活していて、お買い物何もできてなかったのよね。街に行きたいわ。」


「良いですね!」


「ふっ、、その話、聞かせてもらったよ!僕も行っていい、アリア?」


「お兄様ったら、、」




「そうだ、あれからエリー様とは会ってないけれど、どうかしら?」


「うん、前の通り、、とまではいかないけど、戻ってるよ。いやぁ、僕、ずっとイオラン令嬢はいつも家柄で威張ってる子なのかなぁって思ってたんだけど、」


し、失礼、、


「意外とそうでもなかった!別に他の人を見下してるわけじゃないんだよね。でも、そう勘違いされてる。イオラン令嬢は、不器用なだけなんだよねー。」


「そう、、いつか誤解を解いてあげたいわ。」


「うぅっ!流石僕の天使、、、!」


それ、まだ言ってるのね、、


、、、そう、私はあの日から、イオラン公爵令嬢をエリー様と呼んでいるのだ。


本名はエリザベス・イオラン様なのだが、愛称を呼ばせてもらえるようになった。


愛称はやっぱり、特別な人しか呼べない名。


家族であったり、大切な友人であったり、恋人であったり。


「ヘレスやエリー様に、早く会いたいわ。」




私が『皇后なりたいと思ってないので。』と爆弾発言をした後、あの場は少し温度が下がった気がする。


ヘレスは戸惑い、


エリー様は驚き、


レオお兄様は最初は驚いていたものの、少ししたら何故か頷きだし、


一番酷かったのはルナシス様で、


フリーズしたのだ。


何度声をかけても、肩を揺らしても、反応が返ってくることはなかった。


そしてやっと表情が変わったと思ったら、焦ったような顔をした。


するとヘレスとエリー様は納得したかのように微笑んでいた。


『ルナシス様?』


『、、、』


『えっと、、ルナシス、様?』


う〜んと項垂れていると、やっと言葉が発せられた。


『アリアーテ、、君は、本当に、皇后にはなりたくないのかい、、、?』


『え?え、えぇ、、』


『理由を聞いても?』


『り、理由、、、?そうですね、理由、、』


『正当な理由がない限り皇后候補を辞退など絶対にさせない。』


『なっ、、!』


面倒臭いとか言えないし!


確かに正当な理由なんてないけど!


『、、、分かりました。』


『ふっ、分かればい、、』


『ルナシス様はそういう方ですものね。私への意地悪でしょう?』


『えっ、、あ、いや、、』


『ぷっ、、ふふっ、、』


『、、、おい、レオシア。命が惜しくないのか。』


『え、あ、いや、その、、』


、、、そう、あのときは大変だった。


あのときのルナシス様はよく分からなかった。


他の3人は分かってたみたいだけれど、、

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