やっぱり
「それでは、スタート。」
「さぁアリアーテ。どうする?僕に勝つ算段は?」
「、、、嫌味?」
「別に。そんなつもりはないよ。でもホント、偶然にしては出来すぎていると思ってね。僕とレオシアとアリアーテが、偶然違うブロックだったなんてね。だから、学祭が始まってトーナメントが公表されたとき、驚きもしたし楽しみだったんだ。僕は絶対レオシアともアリアーテとも戦うんだなと思って。」
「、、、最初からレオお兄様には勝てると思ってたのね。」
「ふっ、言い方が悪いな。レオシアは良いライバルだからこそ負けたくないんだ。お互いね。勝って、アリアーテともやりたかった。アリアーテの訓練は見たことがあるけれど、戦ったことはなかったしね。僕は四年生、君は一年生。学園に一緒に通える時間はたったの一年。こんな機会、楽しみじゃないわけないだろう?」
「それもそうね。、、、私は勝てるだなんて思ってない。どうせ優勝するのはルナシス様。、、、お兄様との試合とまではいかないけれど、簡単には勝たせたりしないわ。」
「、、、期待しているよ。」
ルナシス様はただでさえ二つの属性を持っていて厄介なのに、、
私の魔法、何が聞くのかな。
「氷結」
ルナシス様に向けて放つ。
「大風弓」
「えぇぇ、、」
マジですか。
私の氷結だって勿論勢いがあるはずなのに、いとも容易く大風弓は勢いを殺しルナシス様の前で止まった。
「危なかったね。後もう少しで飲み込まれそうだった。」
「あらそうですか!」
全然危ないとか思ってないくせに。
「竜巻」
私に向かって、大きな竜巻が同時に3本やってくる。
「水覆面、、、って、ま、間違えたっ、、!!」
「ぷっ」
笑ったなおい!!!
って、そんなこと言ってる場合じゃない!
どうしよう、竜巻にわざわざ水足してるんじゃないわよ馬鹿!
もう、私ったらなんてこと、、、!!
洗濯機よ洗濯機!
飲み込まれたらもう終わりね。
「氷結!」
再び出して竜巻は消えたみたいだけれど、、
「双風の不死鳥」
こんな、、、バンバン出さないで、対応しきれない!
まだ勿論魔力は残っているけれど、、、このままじゃ魔力をどんどん消費して終わっちゃう。
何か他を考えなきゃ。
「迷っているようだね。」
「えぇ、、水属性は風属性と相性が悪、、、、っ!」
「何か思いついたのかい?」
「ちょっとこれをやって良いのか分からないけれど、、、まぁ、ルナシス様なら対応できますよね?」
ちょっと苦しいかもしれないけど。
「水覆面、、、!」




