因縁ですか?
その後、ヘレスはエヴァーズ侯爵令嬢に勝利したことで、私が次戦う相手はヘレスになった。
しかし勝利したヘレスもまた魔力がほぼゼロに等しく、私と戦える状況ではなかったため棄権。
、、、つまり私がAブロックの代表となったのだ。
そして今、Bブロックの代表を決める試合が行われている。
その試合には、、、
「クソッ、、、」
「ふっ、自分に皇族という自覚はありますか?」
「うるさいな、、3年早く生まれただけなくせに!!」
「、、、皇族とは思えないな。同じ皇族として、、兄として恥ずかしいよ。」
「っ、、、」
「今までよく光属性だけで戦えましたね。でも確か、、予選トーナメントで負けたんですよね?アリアーテに。」
「っだからなんだって言うんだ。」
「アリアーテに負けて僕に勝てるとは思わないでね。アリアーテも勿論強い子だけど、、、」
アリアーテより僕が弱くてはいけない。
守られる側なんて御免だ。
僕は、、守られる側じゃなくて、守る側でいたいから。
「良かったね、リベリオの皇族で。血筋的に元々魔力量が高いからね。でも頭も使わなければいけないよ。だからアリアーテに負けるんだ。」
「さっきからアリアーテアリアーテしつこいんだよ。、、、あ?そんなにあの令嬢が好きなのか?」
「はっ、、」
まずい、隙を、、、
「ははっ、同様してやんの。でもルナシスお前、あの令嬢に前では全然優しくねぇよなぁ、、、」
「だからなんだ。」
「えぇ?なんでもねぇよ、、、ククッ、ルナシスって『好きな子は虐めちゃう』タイプかよ。気色悪ぃ、、」
チッ
こいつはここまで落ちているのか。
救いようがないな。
あぁそうだよ、僕は好きだからアリアーテには優しくできない。
「、、、ヘレウィス。君は落ちるとこまで落ちたようだね。」
「あ?、、、んだよ、アレ使うのかよ、、」
「ん?なんのことだい?、、、もしかして双風の不死鳥のことかい?」
「っあ、あぁ、そうだよ、、」
「ははっ、笑わせないでくれ。今は試合中だよ?僕が君相手にあの魔法を使うわけがない。」
それを使うまでの実力をヘレウィス、君は持っていないだろう?
「竜巻」
「はっ、、、んだよ、、チッ、無揺盾っ!!」
「どこまでも君は僕を笑わせてくれるね。そんな弱い守りで僕の竜巻に耐えられるわけがないだろう?」
パリンッ
「嘘だ、、ろ、、、ぉ、、」
「容赦ないわね、ルナシス様。実の弟なのに。」
「ねー。僕がもしアリアと戦うことになったら、絶対ちゃんとできない!」
「それはそれで困るけれど、、でもあれは少しやりすぎな気もするわ。次の授業、殿下はどうなってるかしらね。少し楽しみ。」
「アリア、、、?アリアだよね、、、?」
「そうだけど?」
「アリアにうつったんだ、、ルナシスの影響を受けたんだ、、あぁ、、僕はどうすれば、、」




